皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

日差しが日に日に春めいてきて、そろそろ桜の開花が話題に上がる頃になりましたね。今年の桜の開花予想は、東京が3月22日、水戸が3月31日だそうです。開花してから約1週間で満開を迎えるそうですので、お花見のチャンスはその間ですね。

ところで、花見に行ったら意外と寒かったなんて経験がある方も多いのではないでしょうか？『花冷え』というやつですね。『桜が咲く頃、陽気が定まらず一時的に寒くなる事』を言うそうです。原因は、この季節に北の方から冷たい空気を持った高気圧が南下してくるための寒さなんだそうです。『花冷え』はそんな寒さを表現しており、手紙の時候の挨拶や俳句の季語にも使われています。

という訳で、今日は『花冷えの時にぬる燗で楽しみたい日本酒』と題して、お勧めの日本酒をご紹介したいと思います。

ぬる燗と言えば、以前にも何度かご紹介していますが、山形県の羽根田酒造さんの『羽前白梅』です！某有名雑誌のぬる燗特集では必ず登場するほど、ぬる燗に定評のある蔵元様です。今年の冬は例年よりも寒かった為か、お燗酒の売れ行きが好調で、羽前白梅シリーズのお酒が欠品することが多く、お燗酒愛好家の方には大変ご不便をおかけしておりましたが、今回、フルラインナップで『羽前白梅』入荷いたしました！

この蔵元の名前を一躍世に広めたとも言えるのが『純米吟醸・ちろり』です。お燗を付ける道具『ちろり』から名付けたこの酒は、お燗酒のスタンダードです！もう少し柔らかな味わいが好みの方には、蔵元の代表銘柄『羽前白梅・純米酒』はいかがでしょうか？酒質だけを見れば純米大吟醸クラスなんですが、敢えて『純米酒』と表記するあたりに蔵元のこだわりが見て取れます！

そして、社長兼杜氏でもある羽根田さんの個性が光るのが山廃仕込みで醸されたもので、中でも5年熟成の『山廃純米吟醸24BY』はふくよかな旨味が詰まった贅沢な逸品です。さらに、山形県の酒造好適米『雪女神』で醸した純米大吟醸も冷はもちろんの事、少し温めることでさらに旨味とコクが感じられる、なんとも贅沢な味わいです。

夜桜を愛でながら『ぬる燗』を一杯！　なぁ～んてことができたら、幸せですよね(笑)

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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