店主の独り言

blog

2018.03.31
『お花見に持参する日本酒の相談』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

画像

今日は天気にも恵まれた絶好のお花見日和となり、朝からお花見に持っていくお酒を探しに来るお客様がとても多いんです!今朝のテレビ番組で、桜の花の写真を撮るのなら朝いちばんが良い、と言っていましたが、写真を撮るなら朝でしょうけれど、花見酒は夕方からがいいですね~!朝から酒を飲むにはさすがの私でもちょっと抵抗がありますね(笑)

そこで今日は、この時期お客様からご相談の多い『花見に持っていく日本酒選び』についてお話ししたいと思います。先ほどご来店いただいた方も、『夕方に常温のまま花見の会場まで持って行って、そのままの状態で飲めるものを選んでください!』と、ご相談に見えられました。ここで言う『常温』というのは、一般的にはその日の外気温と考えるのが正しく、それをもとにお酒を選んでいくのがよろしいかと思います。

日中のお花見の時などは、うす濁りや滓絡みのような香りが華やかで甘みのあるお酒をお勧めしているのですが、このようなタイプのお酒は温度が上がってしまうと味わいがぼけてしまうので、常温で長時間持ち運ぶには向いていません。常温で飲むのであれば、香りが控えめで、少し味わいのあるタイプのお酒が良いと思います。前述のお客様は、夕方から外での宴会という事でしたので、味わいのしっかりとしたものを中心に四銘柄選んでみました。

画像

まずは『磐城壽・赤ラベル』です。山廃仕込みの純米原酒で、力強いコクと旨味がバランスよくまとまっています。『橘屋・山廃純米・雄町』は、柔らかな飲み口の中に芳醇な旨味が広がります。『赤福助・超辛口キモト純米』は、スッキリとしたキレのある飲み口ながら力強いコクが楽しめます。『惣誉・キモト純米原酒』は、サラリとした味わいの中に上品な旨味とコクが詰め込まれた逸品です。

これらのタイプのお酒は、時間の経過とともに旨味が花開いてくるので、ゆっくりと花見を楽しみながら味わうのには持ってこいのお酒です。また、さっぱりとした味わいからしっかりとした味わいのものまで相性も良いので、花見会場の『おでん』や『もつ煮込み』などと一緒に楽しむこともできます!

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

画像

お酒の学校14時間目、本格焼酎編『おいしい飲み方って?』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/06/20/201506-article_20-html/

『開店祝いに持って行くお酒について』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/04/13/201704-article_13-html/

『お酒の旨さは、グラスの洗い方で変わります!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/08/16/201608-article_16-html/

『新聞紙は万能の包装紙なんです!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/08/01/201608-article_1-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活の未来の為に、ワンクリックをお願いします!
  ↓

人気ブログランキングへ

blog search

月別