店主の独り言

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2018.04.03
『壽ランドマークとGI-YMAGATA!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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水戸の桜が最後の頑張りを見せるなか、桜前線真っ盛りの山形県長井市の鈴木酒造さんから造り手の想いがたっぷりと詰まったスペシャルな逸品が入荷して来ましたので、今日はそちらのご紹介をさせて頂きたいと思います。

鈴木酒造さんと言えば、福島県浪江時代の『磐城壽』と新天地、山形県長井市の『一生幸福』と、とっても縁起の良い銘柄で知られる蔵元です。また、つい先月にも東日本大震災からの復興を願った『甦る』というお酒を発売するなど、毎年様々な事へ取り組んでいる意欲的な蔵元様なんです。

そんな気概のある鈴木酒造さんから、この度新たなる挑戦の酒が発売されました!そのお酒は、過去を踏みしめて、未来への礎となる大きな一歩となるよう思いを込めて『ランドマーク』と命名されました。震災以降7年目にして成し得ることができたのは、蔵元様を始め様々な方々の努力と熱意があってのことだと感じています。

事の始まりは、平成26年、浪江町内で震災後初めて米が栽培され、試験醸造が始まりました。その後平成29年3月31日に町内一部地域の避難解除。これを受け、このランドマークの仕込みに用いる水のすべてに浪江町の上水道の原水を使用できるようになりました。そしてついに今年、磐城壽のふるさと浪江の『水・米・酵母』で醸したお酒が誕生したのです。ラベルには浪江の原風景が描かれていますので、合わせてお楽しみください。

そしてもう一つの逸品が『GI-YAMAGATA』の認定を受けた『一生幸福・大吟醸』です。『GI』とは、地理的表示の事で、例えば『シャンパーニュ』と名乗るためには、特定の地域内かつ、一定の基準や品質を満たしたものであるように、『正しい産地であること』と『一定の基準を満たした品質であること』を示すのがお酒のGIなんです。

現在日本国内には、日本酒以外にも本格焼酎やワインなど、8つの地理的表示を受けたお酒があります。今回、鈴木酒造さんの造るお酒が山形の地理的表示認定を受けたことで、山形を代表する銘柄となったことを意味していると思います。ふるさと浪江の希望の光をともしながら、新天地でもしっかりと根ざしている鈴木酒造さんをこれからも応援していきたいと思っています。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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