- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です ʅ(◔౪◔ )ʃ
今日の水戸は朝から風が強く、砂ぼこりと花粉が入り混じって風景が白くかすんでいます。このような状態を春霞というのか?いやいや、こんな悪天候とは早くおさらばしたいものですね~!春霞と言ったら、この時期に蔵元から出荷されるうっすらとにごったお酒の色合いを表現するときに使いますが、皆さんは、出来立て、搾りたてのお酒には色がついているという事をご存知でしょうか?
よくお客様から聞かれるご質問の中にも、日本酒の色に関するものがあります。大抵は、常温のまま放置していたり、太陽光などの紫外線に当てていたため、品質の劣化にともなう変色に関するものが多く、まだ飲めますか?や飲んでも大丈夫ですか?などと言ったものです。
一昔前、淡麗辛口のお酒が一世を風靡した頃は、日本酒は『水のように無色・透明である』のが美味しい酒と思われていた為、色の付いた日本酒は劣化した物であるとのレッテルを張られてしまったのだと思います。にごり酒や滓絡みのようなお酒も最近では市民権を得てきましたが、未だに日本酒は透明なものであると思っている方が多いんですよ。
しかし、搾りたての日本酒は無色透明ではなく、ほのかに黄金色をしているんです!先日、月の井酒造さんにお邪魔した際、丁度新酒を搾っていて、出来立てのお酒を見せて頂きました。同行していた孝之さんにとって、搾りたてのお酒を直に見るのは初めてで、透明ではなく、色がついていることにびっくりしていました。
これは、月の井酒造さんに限ったことではなく、多かれ少なかれ色がついていてます。その後、濾過などの工程を経て、皆さんがご存知の日本酒になっていくのですが、本来の味わいを残すためにも、蔵元様によっては、出来立ての色を調整することなくそのままの状態で商品か知るところも多くなっています。もし、お酒を飲む機会がありましたら、酒器に注がれたお酒の色に気を付けて見てください!
水のような無色透明のお酒も良いですが、若干黄みがかった色合いの方が、個人的には美味しく感じてしまいますね~!もちろん、劣化して色がついたものは論外ですけどね・・・。
本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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