店主の独り言

blog

2018.05.31
『醤油特集のテレビ番組を見て感じたこと!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

画像

先日、NHKの朝のテレビ番組で『醤油』の特集をしていました。日本人ならば誰もが知っている『醤油』、私もごく当たり前のように使っています。しかし、醤油と一言で言っても、実に様々な種類があって、また住んでいるところによって、使っている醤油も変わるなど、知っているようで、実はよく分かっていない事が多いんです。

その番組を見ていて、これって!『日本酒』も同じなんじゃないのか・・と思いました。『日本酒』と言えば、誰もがアノ酒だよね!と思い浮かびますが、どのような種類があって、どんな風に造られているのか、など、身近にありながら実はよく分かっていないのではないでしょうか。

『醤油』も『日本酒』も、日本古来からある発酵食品で、商品名に付けられている表記やや製法を言い表す表現など、意外と共通点が多いんです!例えば『生醤油』と書いて『きじょうゆ』と『なましょうゆ』、二通りの読み方をします。前者は、出汁などを加えていない醤油そのものを意味していて、後者は『生』の字の通り、火入れ(熱処理)作業を行っていないものを意味しています。

日本酒の表記にも『生一本』というものがありますが、これは『きいっぽん』と読み、『一つの製造場だけで醸造した純米酒』の事を意味していて、熱処理を行っていない『生酒』の事ではありません!他にも、日本酒には『本醸造』や『純米』等の製法の違いによって呼び名が変わるように、『醤油』の世界でも『本醸造』等、三種類の製法に分類されているそうです。

また、『醤油』に表記されている等級を表す『特選』や『上撰』等も、以前は日本酒にも同じようなものがありましたが、現在ではすでに姿を消しています。『醤油』に見られる『生しぼり』や『本搾り』『丸大豆』などと同じように、日本酒のラベルにも『あらばしり』や『ひやおろし』、『雫どり』などの様々な文字が躍っていて、それが逆に分かり難くしている一因でもあるのかもしれません。

お酒を扱うものとして、これらの表記の意味を少しでも分かりやすくお客様にお伝えすることが大切なのではないかと、テレビ番組をみて感じました。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『シングルカスクNo.602』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/12/24/201712-article_24-html/

『大人の嗜好品』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/02/27/201702-article_27-html/

『ザ・サードプレイス!お酒のワンダーランドを目指しています!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/08/08/201508-article_8-html/

『新しいお酒のファンの芽が出始めました!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/01/09/201701-article_9-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活のためにワンクリックを、お願いします!
  ↓

人気ブログランキングへ

blog search

月別