店主の独り言

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2018.06.12
『梅雨寒の時には、ぬるめのお燗酒でホッコリ!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。ʅ(◔౪◔ )ʃ

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梅雨寒とはよく言ったもので、昨日までのジメジメ・ムシムシとした蒸し暑い日から一転、気温が5度下がっただけでも、何となく肌寒さを感じてしまいます。蒸し暑いよりは過ごしやすいのですが、冷えた夏酒をクイィ~っと飲むような気分にはなれませんよね~!

そんな梅雨寒の時にお勧めしたいのが『ぬるめのお燗』です。お燗酒は真冬の寒い時に飲むものだというイメージがありますが、冬だけではないんですよ。蒸し暑い日が続くと、どうしても冷たいものを飲んだり食べたりすることが多くなり、胃腸が疲れてしまうことがあります。そんな時、人肌に温められた『ぬる燗のお酒』が身体の芯から優しく温めてくれ、元気にしてくれます。最近、どうも食欲が無くてね・・・、と言う方は、最初に温かいお酒を召し上がってみてはいかがでしょうか?

そこで今日は、梅雨寒の時にぬる燗で美味しいお酒を4銘柄ご紹介したいと思います!まずは『夏酒』とうたいながらも『お燗』で飲んでほしいという山形県の蔵元から二銘柄をご紹介します。杉勇酒造さんが造る『杉勇・夏純』は、スッキリとした味わいの中にも上品な旨味を持ち合わせています。羽前白梅の銘柄で知られる羽根田酒造さんと言えば、ぬる燗で知られた銘醸蔵です。その蔵元が初めて造った夏酒が『俵雪・夏純米吟醸』です。『夏』と言っても、ここはぜひ!ぬるめのお燗でいただきたいものですね~(笑)

そしてお燗酒界で忘れていけないのが、群馬県の島岡酒造さんが造る『群馬泉』です。その中でも『淡緑(うすみどり)』は、柔らかな飲み心地と上品な後口が楽しめる、ぬる燗向きのお酒です。2017年からフランスで始まったフランスのトップソムリエ達による日本酒コンクール『KURA MASTER2017』において、最高賞ともいえる『プラチナ賞』を受賞しています。

また、究極の食中酒を目指した酒造りを行っている、愛媛県の成龍酒造さんが造る『賀儀屋・純米赤ラベル』はコクのある旨味と切れの良い後口が楽しめます。ちなみに、このお酒の無濾過は、『KURA MASTER2018』の『純米大吟醸部門』で『金賞』を受賞しています。先ほどの『淡緑(うすみどり)』同様、ワインの本場フランスのトップソムリエにも高い評価を得たことは、日本酒を扱うものとしてとても嬉しい限りです!

今年の梅雨もまだ始まったばかりです。蒸し暑かったり、肌寒かったりと、はっきりとしない天気に気分も滅入ってしまいますが、そんな時こそ、色々なお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか!

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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