店主の独り言

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2018.08.21
『ひやおろしの保管方法について』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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昨日までの過ごしやすさから一転、今日は最高気温34度の真夏日に逆戻りしてしまいました!やっと涼しくなって、さぁ~これから『ひやおろし』を飲むぞぉ~、という気持ちになったばかりなのに、今年の夏はなかなかしぶとそうですね・・・(笑)

それでも酒屋や酒売り場の店頭では、少しずつ『ひやおろし』を見かける機会が多くなってきました。そこで今日は、お客様からご質問の多い『ひやおろしの保管方法』についてお話ししたいと思います。

先日もお客様から『ひやおろしのお酒は冷蔵庫に入れた方が良いのですか?』とご質問を頂きました。その方は、とある酒売り場に於いて、『ひやおろし』が常温の棚に並べられていて、冷蔵庫に入っていなかった事に疑問を感じられたそうなんです。私は、『本来は冷蔵庫の中で保存するべきです!』と、ご説明させて頂きました。

基本的に日本酒は低温、冷暗所にて、保存管理されるのが好ましく、温度の高い所や陽の光や蛍光灯の光が当たるところに長期間置いておくと、本来あるべき味わいが変化してしまいます。

そもそも『ひやおろし』とは、春に一度だけ熱処理を行い蔵元内で貯蔵熟成させたお酒を、そのままの状態で出荷されるもので、俗に『生詰め』と言われる冷蔵管理が必要なお酒です。また、商品のラベルには『要冷蔵』と記載されているものもあります。それ故に、私ども酒屋は、少しでもお酒の品質が劣化しないよう、冷蔵庫の中で管理し、販売しています。

だからと言って、冷凍食品やお肉などを扱うように神経質になる必要もありません。持ち運ぶ間の一日、二日位であれば、心配するほどではありませんが、目安としては、瓶を触って温かくなっていなければ大丈夫です。

また、持ち運ぶ際は、新聞紙で包んだり、保冷のバックなどを利用したりするとさらに安心ですね。車で運ぶ際には、エアコンの効いた車内に置いていただくのが良いと思います。その後、速やかに冷蔵庫に入れて頂ければ、問題ありません。

ですが、私ども酒屋に於いては、お酒にとって最良の環境を整えてあげることが大切だと思います。それは、飲み手の方々に美味しいお酒を提供すことに繋がるからです!

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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