皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。ʅ(◔౪◔ )ʃ

個性溢れるお酒を次々と創り出す『伊予賀儀屋』の銘柄で知られる愛媛県の成龍酒造さんから素敵なお酒が届きましたので、今日はそちらのお酒をご紹介したいと思います！実は、このお酒が登場するという情報は、9月に蔵元にお邪魔した際にちらっとお聞きし、入荷してくるのを楽しみに待っていました。

今回のお酒は、蔵人として10年前から酒造りを行い、織田杜氏の右腕として『酒母担当』などを務め、賀儀屋さんのお酒を造ってきた『首藤敏孝』さんが、すべての工程を一人で行って造った初めてのお酒なんです！敏孝さんは現在35歳になるそうですが、実際にお会いしてみると、年齢よりも若く見えて、『気の優しい近所のお兄ちゃん』と言った雰囲気です(笑)

しかし、いったんお酒の話になると、表情は一変し、熟練の造り手の顔つきに変わるあたりは、さすがだなぁ～と思いました。今回のお酒のラベルには『責任仕込み』という表記があり、造り手のこの酒に対する強い想いを感じることができます。

今回のお酒の箱の中に『首藤敏孝』さんの直筆の手紙が添えられており、このお酒に対する熱い想いや、これからの目標などが丁寧に書き記されていました。彼の言葉を借りるならば、このお酒は、賀儀屋の味わいをイメージしつつ、織田杜氏の味わいを参考にしながら、自分の想いもお酒に乗せられるように努力したそうです。

地元産酒米『松山三井』と愛媛酵母『EK－7』の特徴を生かしながら、『甘めの香り』と『軽やかな酸味』を基調に仕上げています。もう少し細かく説明すると、華やかな香りを持ちながらも、しっかりとした酸味を持ち、後口に切れを感じながら、心地良い余韻を楽しめる！そんな味わいのお酒だそうです。

そして、ラベルデザインには、敏孝さんのシンボルカラーでもある『スカイブルー』の箔押しを採用し、未来に向けて、新たな醸造家への第一歩となる記念のお酒に華を添えています。蔵元訪問の稿でもお話ししましたが、うちの孝之さんと敏孝さんは、お互い好みのお酒のタイプが似ているようで、今回のお酒も孝之さんの好みにドンピシャだと思います(笑)。

是非、若き醸造家の記念すべき第一歩のお酒をご賞味いただきたいと思います！

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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