皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

クリスマス１週間前となり、今週は忘年会ラッシュになりそうですね～。年末の疲れも重なって体調を崩すことのないよう、楽しいお酒をお楽しみください。今年の新酒ラッシュも第一弾の山場を越え、ほとんどの蔵元様から今年の搾りたて新酒が入荷してきています。

今の時期は、新酒を買い求める方も多いのですが、寒いので美味しいお燗酒を探しにご来店される方も多く、中には新酒とお燗用のお酒を同時にお買い上げいただく方がいるくらいです！そこで今日は、私が勝手に『お燗酒の帝王』と呼んでいる、群馬県の島岡酒造さんについてお話ししたいと思います。

群馬県の島岡酒造さんが造る『群馬泉』は、『熱燗』にするとさらにその旨さが際立ってきます。味わいのしっかりとした焼き肉やもつ焼き、焼きそば、などとの相性もよいので、冬の食卓に欠かすことのできない一本ですね！また、意外かもしれませんが、燗冷ましも旨味が凝縮して癖になる美味しさなんです。

その『熱燗（あつかん）』の温度ですが、私は45度から50度くらいまでの物を『熱燗』と考えても良いと思っています。自宅で温める時には電子レンジでチン！するだけOKです。牛乳の温めボタンが丁度よい温度に仕上がりますよ～。その際には、忘れずにラップをしてください。

お燗酒のイメージが強い島岡酒造さんですが、実は『群馬泉』さんでも搾りたての生酒を造っていて、これがとってもフルーティで絶品なんです。しかも、山廃造りを基本とする蔵元の中でも、一番最初につくる『初しぼり』だけは、山廃造りではないので、ある意味貴重なお酒かもしれません。

その『初しぼり』は、みどりさんが日本酒の美味しさに目覚めた酒として、何度かブログの中でもご紹介させていただいています。誰しも、記憶に残るお酒って、一つや二つはあると思いますが、みどりさん曰く、口に含んだ時にマスカットのような甘みと酸味が広がりあり、日本酒ってこんなにフルティーなんだ！と衝撃を受けたんだそうです。

今年の『初しぼり』も例年のように滓の多いものを送っていただきました。栓を開けてから少しずつ香りと旨味が花開いていきますので、焦らずゆっくりとお楽しみください。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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