店主の独り言

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2019.02.24
『おりが絡んでいると何が違うの?』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今日は、ご来店いただいたお客様からご質問の多い『おり』の入っているものと、入っていないお酒の違いについてお話ししたいと思います。

新酒の出回る今の時期は、『おりがらみ』、『うすにごり』と言った名前のついたお酒が出てきます。同じ搾りたて新酒の中でも、薄く濁っているものもあれば、澄んでいるものもあるので、何が違うのか?と、疑問に思われる方も多いです。

そこで、当店オリジナルの『富久心・純米吟醸原酒』を使って簡単にご説明させていただきますと・・・・・。この『富久心・純米吟醸原酒』は、一年を通して販売させていただいている商品ですが、販売時期によって、搾りたての新酒の時期は、『おりがらみ生原酒』を、春から夏にかけては透明に濾過した『本生原酒』を、夏以降は一度火入れ(加熱処理)した『生詰め原酒』を詰めて頂いています。

搾りたての新酒は味わいが硬く香りも弱いので、それを補うため特別に『おり』を加えて、香りや味わいに深みを与えるようにしてます。つまり、出来立ての若く未熟な味わいのお酒をおりを入れることで、少しでも早く美味しく味わえるように加工したお酒という事が言えます。

只今、当店の冷蔵庫の中には、『おりがらみ生原酒』と『生詰め原酒』の2種類在庫がございます。味わいが整っている『生詰め原酒』を選ぶのか?それとも旬の味わいが楽しめる『おりがらみ生原酒』が良いのか?それとも、両方のお酒を飲み比べてみるか。お好みで選べることができます(笑)

搾りたて新酒の場合は、おりを絡めているとはいえ、飲み頃になるまで時間がかかるので、ゆっくりと『お酒を育てるように!』時間をかけて飲んで頂くようお願いしています。

是非、この時期の新酒を選ぶ時には、おりの絡んだものを時間をかけて飲むことをお勧めいたします。お酒の味わいの変化をご自身の舌でお楽しみください。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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