店主の独り言

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2019.02.27
『赤ワインの常温って、何度なの?』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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昨日のブログで、『それいゆ・ピノノワール』という赤ワインを飲んだことを書きましたが、ご来店下さるお客様から『赤ワインは冷やさずに常温で飲むと良い』と聞きますが、本当にそうなのでしょうか?と、ご質問をいただくことがあります。

『白ワインは冷やして、赤ワインは常温で飲む!』と、まことしやかに言われていますが、ここで言う『常温』と言うのは、日本よりも平均気温が低く湿度の低いフランスでの場合で、高温多湿の日本には当てはまりません。もし、真夏に赤ワインを常温で飲んだとしたら、生ぬるくて、美味しく感じないでしょう・・・。

では、いったい何度くらいの温度で飲むのか良いのかと言うと、一般的に『赤ワインは14度から16度』、『白ワインは8度から10度』、『スパークリングワインは6度から12度』と言われています。

ワインの美味しさには、『甘味、酸味、渋味』のバランスがとても重要で、甘味は温度が高くなると感じやすく、低いとあまり感じません。また、酸味や渋みはその逆で、低温であるほど際立って感じやすくなり、温度が高くなるにつれて柔らかく、まろやかに感じられるようになります。

このように、ワインは飲む時の温度によって美味しさに違いが表れます。昨日ご紹介したソレイユさんでは、それぞれの商品の裏ラベルに、商品説明と飲み頃温度が記載されているので、初めて飲む方にとってはとても助かります。因みに、これらの商品説明や飲み頃の温度は、旭洋酒の鈴木夫妻が実際に試しているそうです。

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でも、正確な温度を測るのは大変ですよね~、そのような時には、少し冷やし気味の状態で飲み始め、香りや味わいが出てくるまでゆっくり待ってみてはいかがでしょうか?先日の『それいゆ・ピノノワール』もこの方法で、美味しくいただきました(笑)

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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