店主の独り言

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2019.03.14
『今年も、さくら吟醸の季節がやってきた!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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当店オリジナルの日本酒を造っていただいている椎名酒造(茨城県日立市十王)さんから、春を告げるうす濁りのお酒『富久心・さくら吟醸』が入荷してきましたので、ご紹介させていただきます!

今年の桜前線も来週明けから北上が始まり今月末には東京で、そして私の住んでいる水戸でも4月上旬には満開の桜の花を見ることができるでしょう・・・。そんな桜の咲くころに登場してくるこの酒は、当店オリジナル純米吟醸原酒の陰に隠れて、気が付かないまま春が過ぎてしまう、なんて方もいらっしゃいますが、実は、毎年今か今かと待ち焦がれている方も多い人気銘柄なんですよ~

一年に一度だけ春に出荷するこの特別醸造の限定品『さくら吟醸』は、兵庫県産の山田錦を50%まで磨いて造ったお酒の一番香りの良い部分だけを詰めています。芳醇な香りと力強い旨味を持ち、うっすらとおりの絡んだ様は春霞を思わせます。ほのかにピンクがかった和紙のラベルが、とっても可愛らしいんですよ。

しかし、初めてこの酒を見た方は、大きく『にごり酒』と書かれたラベルに少し引いてしまうみたいなんです。実は、椎名酒造さんには、チョー濃厚なにごり酒『もろはく』があるので、椎名さんのにごり酒=もろはくをイメージしてしまって、ためらってしまわれるようです。

そこで、にごり酒と書いてありますが、『もろはく』のようにがっつり濁っている訳ではないと丁寧にご説明し、一度飲んで頂くと、このお酒の美味しさにハマってしまい、また次の年も飲みたくなってしまう、のだそうです。

瓶の上部に貼ってある『さくら吟醸』のラベルから、この酒はいつしか『富久心・さくら吟醸』と呼ばれるようになっているそうです。

今年のお花見もこの酒を片手に素敵な酔い時間をお過ごしください。

ちなみに、4月14日に開催の『楽しく日本酒を味わう会』でも、お出しする予定です。是非お味見してください。お楽しみに!

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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