店主の独り言

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2019.03.23
『茨城県を代表する米焼酎、渡舟とふくしん!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。ʅ(◔౪◔ )ʃ

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昨日の初夏を思わせるポカポカ陽気から一変、今日はみぞれが降るとても寒い一日となっています。それでも春の足音はすぐそこまで近づいて来ており、日本酒の蔵元様の中には今年の酒造りが一段落したところが出始めています。

私の住んでいる茨城県は、言わずと知れた日本酒県ですが、蔵元の中には米焼酎を造っているところもあり、これがまた旨いんですよ~。そこで今日は、私の店でお勧めしている地元茨城県を代表する米焼酎を二つご紹介したいと思います。

まず初めに、私の店では、『米焼酎』は、次の二つのポイントを重視してお勧めしています。

一つ目は、これから本格焼酎を飲んでみたいという方にお勧めしています。米焼酎は他の原料の焼酎に比べて味わいが軽く、言い換えれば、癖がないので、初めて焼酎を飲む方にも抵抗なく飲めると言う訳です。しかも、ほのかな甘みがあるので、アルコールのきつさを和らげてくれます。

二つ目は、『日本酒が好きな方』へお勧めしています。普段は日本酒を飲んでいても、たまには焼酎でも飲んでみようかなぁ~と言う方にピッタリです!暑い季節に日本酒はちょっと重たいなぁ~と感じた時にも、香りが日本酒の香りに近く、味わいのスッキリとした米焼酎が大活躍してくれます。それに米焼酎なら冷蔵管理をしなくても良いので、その点でも重宝です。他にも、日本酒が好きな方へ焼酎をご贈答品として選ぶ際にも、香りが日本酒に近い米焼酎が最良の選択だと思います。

以前、お酒の学校・焼酎編で米焼酎には大きく分けて『香り系』と『味わい系』二つのタイプがあることをお話しさせて頂きました。

『香り系』には、日本酒の吟醸酒に似たフルーティな香りがあります。日本酒『渡舟』の蔵元が造る『渡舟・吟垂れ純米焼酎』は、リンゴのような爽やかな香りと優しい甘みが楽しめます。あくまでも香りだけで、味は甘くありません(笑)

一方、『味わい系』の焼酎には、華やかな香りとは対照的なお米の旨味や甘みを持っている物が多く、これらは、熟成によって醸し出されてきます。椎名酒造さんが造る『ふくしん・カッパラベル』は、蔵元にて五年間熟成された逸品です。日本酒の銘柄は『富久心(ふくごころ)』ですが、焼酎は『富久心(ふくしん)』と読みます。ラベルデザインは、蔵元が大ファンだというプロ野球の某球団のイメージカラーをモチーフにしております。また、水のきれいな所に住むと言われる河童が、思わず踊りだしてしますくらいの美味しさです!

本日ご紹介した焼酎は、香りを嗅ぐことで違いを感じることができるので、好みの物を探してみてはいかがでしょうか?

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『ふくしん・カッパラベル』25度 1.8L 2,200円 720ml 1,200円(税別)

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