- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
日本には四季があるように、日本酒の世界にも同じような季節ごとの旬の味わいというものがあります。最近では、地球の温暖化の影響からか、日本の四季も大分様変わりしてきているように感じます。合わせて、いち早く季節を先取りした商品が街に溢れ、日本酒もその例外ではありません・・・。
特に春から夏へと向かう今の時期は、何を着たらよいのか迷ってしまいますよね~!それと同じように、ご来店いただいたお客様からも『春物のお酒と夏のお酒があって、どれを飲んだらよいのか、迷っちゃうよねぇ~?』とご相談をよく受けることがあります。そのような時に、お話しさせていただくのが、味わいの乗っているものを選ぶのか?それとも、季節先取りのお酒を選ぶのか?と言うものです。
暦の上では春ですが、夏を思わせるような陽気になる日もあり、すでに『夏酒』と呼ばれるものが多く出回っているため、ついつい手に取ってしまいがちです。しかし中には飲み頃とは言えないものも多く、まさに季節先取りと言った感が否めません。
そこでお勧めなのが、今まさに味わいが乗ってきて飲み頃を迎えている、今年の搾りたての新酒で、『無濾過』や『おり絡み』、などの、通称『春酒』と呼ばれるものです。
搾りたてのころは、苦みや渋みが感じられた味わいの若いお酒も、時間の経過に伴って、香りと味わいのバランスが良くなり、柔らかな味わいを醸し出しています。ほんの数か月の間ですが、ビックリするくらいに味わいが変化してくるので、一度味わったお酒をまた飲んでみるのも、この時期ならではの楽しみ方なんですよ~(笑)
とはいうものの、いち早く旬の味わいを飲みたいというのも分かります(笑)。その時々で、様々な味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか?悩んでしまうかもしれませんが、飲み頃の味わいを取るか?それとも、季節先取りの味わいを取るか?決めるのはあなた次第です!!
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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