店主の独り言

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2019.05.18
『へぇ~? こんな焼酎もあったんですね~』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今週末は気温も上がるそうなので、外出の際は熱中症には注意が必要ですね。昨日まで日本酒の『夏酒』について色々とご紹介してきましたが、この時期は焼酎もいろんなものが登場してきます。そこで今日は、この時期お勧めの本格焼酎をご紹介したいと思います!

先ず初めにご紹介するのは、宮崎県の落合酒造さんの人気銘柄『赤江』から、数量限定で発売された夏バージョンです。通常は2年ほどの熟成を経てから出荷されますが、今回の『夏・赤江』は1年未満の原酒を無濾過の状態で瓶詰めた物です。宮崎県産『紫優(むらさきまさり)』が持つ軽やかでフレッシュな香りを前面に生かした商品です。上品で透明感のある香りとスッキリとした甘みは、とけるように消えてなくなります。全体的に軽やかな味わいのこの酒は、オンザロックやソーダ割で飲むのがお勧めです!

続いて、鹿児島県の相良酒造さんから登場した『相良十代目チャレンジ』!蔵の新たな原料芋として2013年から扱い始めた『サツママサリ』で醸した酒が遂に日の目を見ることとなりました。現在使っている『黄金千貫』と比べると、土の中でも傷みやすく、早めに掘っても未成熟なものが多いなど、熟練した農家さんでも頭を悩ませる芋です。

その芋を100%使用したこの酒は、心地よい甘みと柑橘系の柔らかい香りが立ち上る新しい味わいの酒となりました。さらにこの酒には、10代目当主の一人娘でもある酒造り修行中の11代目の熱い想いが込められています。新たなブランド共々、よろしくお願いいたします。

また、鹿児島県の芋焼酎『もぐら』で知られる『さつま無双』さんから、古酒を思わせるような趣のある味わいの麦焼酎『白蘭青風(びゃくらんせいふう)』が登場しました。甕壺で仕込み、木桶の蒸溜器で造る昔ながらの製法にこだわることで、優しい味わいの中に上品な旨味が感じられる酒が出来上がりました。『焼酎は芋焼酎派』と言う方にも飲んで頂きたい逸品です。

そして最後は、今や季節の風物詩ともなっている新焼酎、鹿児島県の離島『奄美大島』の黒糖焼酎蔵『山田酒造』さんが、今年4月に収穫したばかりのサトウキビで醸した『あまみ長雲・新焼酎2019』のご紹介です。黒糖焼酎は、通常一定期間貯蔵熟成させてから出荷され、現在販売中の『長雲』も2年以上の熟成を重ねてから商品化されていますが、この『あまみ長雲・新焼酎2019』は、蒸溜したての荒々しさのなかにサトウキビの爽やかな甘みが感じられる逸品です。

通常は販売されることのないこの酒には、奄美の風土がたくさん詰まっています。ちなみに、5月9日と10日は『コクトー』の語呂合わせから『奄美黒糖焼酎の日』と呼ばれているそうです。今年の夏は、奄美の黒糖焼酎を使って『和製モヒート』をお楽しみください。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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