皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

毎年5月に広島で『全国新酒鑑評会』が行われます。この鑑評会でどの県が一番多く受賞するかと毎年ニュースに取り上げられるので、ご存知の方も多いかと思います。

今は『SAKE COMPETITION』『ワイングラスでおいしい日本酒アワード』『Kura Master』『全国燗酒コンテスト』等の民間の賞を始め、各地域の国税局管内、杜氏組合、各県単位の賞など、実に沢山の日本酒のコンテストがありますが、この『全国新酒鑑評会』が日本酒の世界で一番権威のあるコンテストと言ってもよいと思います。この鑑評会で金賞を受賞することは、杜氏の名誉だと言われているのだそうです。

鑑評会の出品酒（入賞酒・金賞受賞酒）と言うのは、蔵が一般に販売するレギュラー酒とは異なり、賞を取るために、原材料はもちろんの事、手間暇を惜しまず、杜氏の技術の全てをかけて造らた特別なお酒です。当然造られる量も少なく、出品酒そのものを販売しない蔵もあります。ですので、金賞受賞酒は日本酒の最高峰ともいえる貴重なお酒だと言っても過言ではありません。

その金賞受賞酒が早くも2銘柄、入荷してきました。今年茨城県は、16蔵が入賞し、そのうち12蔵が金賞を受賞するという、とても素晴らしい結果となりました。

今回入荷しましたのは、椎名酒造さんの『富久心・大吟醸袋吊り』と岡部酒造さんの『松盛り・大吟醸』です。

椎名酒造さんは7年ぶりの受賞となります。以前の受賞酒は、亡きお父様とご一緒に造った最後のお酒でした。そして今回は、椎名健次郎さんが杜氏となられて全てお一人で酒造りを始めてから、初めて受賞された、いわば記念のお酒と言えます。そのため『富久心』を応援されているファンの方々にとっても、今回の金賞受賞酒は特別なお酒で、お酒の入荷前、と言うか、金賞受賞の一報を聞いた時から、多くの予約をいただいております。

一方、岡部酒造さんは今年で3年連続の金賞受賞で、安定した実力のある蔵元様です。数年前から蔵に戻っている6代目蔵元の岡部彰博さんも造りに加わり、更なる飛躍が期待できる蔵元様です。ちなみに、椎名健二郎さんと岡部彰博さんはとても仲が良いんですよ～！私も、茨城県の酒造業界を担う若き造り手達を、全力で応援していきたいと思っていますので、是非とも皆様方からの応援もよろしくお願いいたします。

本日ご紹介したお酒は、まさにプライスレスの価値ある逸品です。父の日のプレゼントはもちろん、大切な人への贈り物にいかがでしょうか？

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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