店主の独り言

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2019.06.27
『日本酒のご当地自慢とは』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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みのもんたさんの司会による人気番組『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』をご存知の方も多いと思います。日本全国のご当地自慢からその土地ならではの様々な話題を取り上げた長寿番組として、私も毎回楽しみに観ています。

そこで今日は、日本酒の世界のご当地自慢についてお話ししたいと思います。南北に細長い日本の全国各地には日本酒の蔵元があり、その風土や水の特徴を生かした酒造りが行われてきました。そして、日本酒造りに欠かすことのできない『酒米』や『酵母』においても、その土地ならではの物を使った酒造りが行われるようになり、ご当地ならではの特徴ある日本酒が生まれています。

その中から、各県が一押しのご当地酒米を使ったお酒を三種類ご紹介したいと思います。ちょっと聞き慣れない名前のお米かもしれませんが、この機会に是非覚えて頂ければ幸いです(笑)

まず初めにご紹介するのは、茨城県が長年にわたり推奨してきた酒米『ひたち錦』を使って、結城市の武勇さんが醸した『武勇・特別純米・夏酒』です。スッキリとした軽快な飲み口とほのかな感じる上品な甘みが楽しめる、これからの季節にぴったりの味わいです。他にも、日立市の椎名酒造さんの『富久心』や、常陸太田市の岡部さんの『うらざかり』でも『ひたち錦』で醸したお酒が発売されています。

次にご紹介するのは、長野県の小野酒造店さんが造る『夜明け前・純米吟醸・金紋錦』です。日本酒県の長野県は『美山錦』や『ひとごこち』等が広く使われていますが、近年『山田錦』と『高嶺錦』との品種交配によって生まれた『金紋錦』が注目されています。この『夜明け前・純米吟醸・金紋錦』は、夜明け前らしい、柔らかで上品な飲み心地とさらりとした後口のキレが楽しめます。他にも、金紋錦米を使ったお酒は、信濃錦さんなどでも造られています。

最後は、群馬県の酒米『舞風(まいかぜ)』です。群馬県の酒蔵さんたちは、毎年『舞風』で醸した酒の発売時期を合わせたり、『舞風』で醸したお酒の品評会を開催するなど、全県を挙げてその普及に取り組んでいます。今回は特別に『咲耶美』の舞風バージョンが登場!しかも、使用する酵母は『群馬KAZE酵母』と言った、オール群馬県産のお酒となっています。咲耶美ファンの方はもとより、舞風を知らない方にも是非、味わって頂きたい逸品です。

今日ご紹介した商品以外も、当店には各県自慢の酒米や酵母で醸したお酒がありますので、ご当地酒米の飲み比べを楽しんでみてはいかがでしょうか?

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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