皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。ʅ(◔౪◔ )ʃ

日本酒や本格焼酎の業界では本日6月30日をもって2018醸造年度が終わり、明日から新たな醸造年度が始まります。以前の稿でもお話したことがありますが、日本酒や焼酎のラベルに記載されている『ＢＹ（ブルワリーイヤー）』がそれに当たる訳ですが、一般には浸透していないので分かりにくいかもしれませんね。

そこで、明日7月1日の暦をめくって見たところ、富士山山開き、海山開き、国民安全の日、等の記載はありましたが、肝心の『あの日！』の事が書かれていませんでした。焼酎ファンの方ならばご存知の方も多いと思いますが、明日7月1日は『壱岐焼酎の日』なんです。

玄界灘に浮かぶ壱岐の島は、多くの史跡が多いことで知られていますが、日本の麦焼酎発祥の地としても有名で、特に壱岐の島で造られている麦焼酎は、麦2：米1の割合等が厳密に定められており、厳格な基準の元、壱岐の島で造られた酒だけが『壱岐焼酎』と名乗ることができます。その結果『ＷＴＯ』のトリプス協定に認定され、スコッチやコニャック、ボルドーなどと同様に認められるようになりました。その認定された日に因んで、7月1日が壱岐焼酎の日という訳なんです。

現在、壱岐の島には7つの蔵元様が壱岐焼酎を造っています。私の店ではその中の『天の川酒造さん』『壱岐の蔵酒造さん』とお付き合いさせて頂いています。壱岐の島は、米や麦、壱岐牛にウニやマグロなど山海の恵みがとても豊かな所で、私の住んでいる茨城と似ている所が多いです。自然豊かで食べ物も美味しい壱岐の島に、是非一度行かれることをお勧めいたします(笑)

ちなみに茨城から壱岐の島に行く場合、茨城空港から福岡空港までスカイマークの直行便が一日一往復飛んでいるので便利です。先ず、福岡空港まで行き、そこから博多港まで移動し（電車、バス、タクシー等）博多港からフェリー、もしくは高速船で壱岐の島に到着します。現在は朝9：55茨城空港発の便があるので、乗り継ぎが順調に行くとすると、壱岐到着が大体午後4時ころです(笑)ちょっと日帰りは難しいですね(笑)

現在私の店では9種類の壱岐焼酎を取り揃えていますので、是非、明日はお好みの壱岐焼酎を味わってみてはいかがでしょうか？柔らかな飲み口と米の甘みがある壱岐焼酎は、どのような料理とも相性も良く、ついつい飲み過ぎてしまいます(笑)

話がそれてしまいましたが、明日7月1日は、博多と壱岐の島で盛大なイベントが開催されるそうです。それは、7月1日の午後7時1分に、博多と壱岐の島の二か所で同時に壱岐焼酎で一斉乾杯をしよう！というもので、テレビの中継放送もあるとかないとか・・・。お付き合いしている蔵元様からも、是非！水戸でも同時刻に乾杯しましょう！と、声をかけて頂いているので、私も明日の午後7時1分に乾杯したいと思います。皆様も是非！

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『壱岐の島の、熟成麦焼酎『天の川』酒造さん！』
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『生粋の壱岐焼酎が遂に登場！その名は、放下著（ほうげじゃく）』
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『身体にやさしい焼酎のお湯割りの飲み方』
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お酒の学校　焼酎編　『本格焼酎って何？』
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本格焼酎編『貯蔵・熟成』
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『お酒の学校を始めます』
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