店主の独り言

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2019.10.06
『秋の夜長にお勧めのお酒』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今週末は季節外れの陽気となり、茨城国体の選手の皆さんや応援の方々も大変だと思います。そんな暑さも週明けからは落ち着き、例年通りの秋らしい気候になるそうです!そうなってくると、いよいよ秋本番という事で旬の味覚とともに美味しい日本酒が恋しくなってきますね~!

そこで今日は、ラベル全体に稲穂をデザインした切り絵の作品があしらわれた、見てよし、飲んでまた良しの秋らしいお酒『伊予賀儀屋・月見純米』をご紹介させていただきます。まさに『お月見』にぴったりのお酒ですね。

このお酒を造っている愛媛県の成龍(せいりょう)酒造さんは、首藤専務さんを始めとした若い蔵人4人で酒造りを行っている小さな蔵ですが、これほどまでに酒屋のために気を配って下さる蔵元様はあまり見たことがありません。

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一言で言うならば『至れり尽くせり』の心遣いとでも言いましょうか。まずは、毎月送られてくる『成龍蔵部(せいりょうくらぶ)』なる蔵元通信には、新商品や季節限定品の紹介や蔵元の現状や蔵人の紹介などが書かれています。ここまでは、よくあることですが、そこに手書きの挨拶の手紙が添えられています。また、郵便で送られてくるのとは別に、チラシが加工しやすいようにとの配慮から、メールでも商品チラシのデータが送られてきます。

他にも、蔵元紹介のパンフレットや消費者に配れるように商品チラシを作成してくれているので、私たちもお客様に蔵元様のことをご紹介するのにとても助かっています。また、新商品の入荷の際には、試飲用の小瓶や、ラミネート加工されたチラシが同封されているので、すぐに売り場に並べてお勧めすることができます。

本来ならば、売り手である酒屋が自分たちで行うべきところを、蔵元様のほうで用意してくれるので、とてもありがたいと同時に、心強い存在です。しかも、送られてくるパンフレットやチラシの完成度がとても高いんですよ!!。写真の美しさやデザインからは、蔵元様のセンスの良さを感じます。パンフレットをお客様に差し上げると、あまりにも立派なので、『いただいても良いのですか?』と恐縮される方もいらっしゃるほどです。

本日ご紹介した『伊予賀儀屋・月見純米』は、穏やかで優しい香り、口に含むと柔らかい旨味と酸が広がり、膨らみのあるまろやかな味わいが楽しめます。冷やでも美味しくお飲みになれますが、常温・ぬる燗でも美味しく頂けます。秋の夜空を見上げながら円熟の旨味をゆっくりとお楽しみ下さい。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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