皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は『旭興』で知られる栃木の実力蔵『渡邊酒造』さんのお酒をご紹介させていただきます。搾りたて新酒を始め、試験醸造の新作やこの時期ならではの限定品など盛りだくさんです。また、今年から新しいラベル張り機を導入したそうで、ラベルの雰囲気が一新しています。

まず初めにご紹介するのは、『旭興・直汲み・五百万石バージョン』です。毎年、米違いで二種類の直汲みを造りますが、今年の第一弾は五百万石を使ったものとなっています。蔵元曰く、「カプロン酸エチル系の香り高め」「甘目」「酸普通」という事なんですが、分かりやすく言うと、華やかな香りの中にほのかな甘みがあり、キレの良い後口が楽しめるお酒です。

第二弾の直汲みは、栃木県産の『夢ささら』を使ったバージョンとなります。こちらは、「酢酸イソアミル系」「酸低め」「甘め」のお酒になるそうで、言い換えると、香りは控えめですが、口の中に広がる上品な甘みが楽しめます。入荷は、年明けになるそうなので、まずは、五百万石バージョンをお楽しみください！

そして、今回満を持して登場してきたのが、昨年試験的に造ったお酒を蔵元内で貯蔵熟成させた『旭興・純米大吟醸・辛口山廃・木桶仕込み30BY』です。蔵元のある栃木県大田原市北西部には『八溝山（やみぞさん）』という山があり、『八溝杉（やみぞすぎ）』という杉の産地です。しかし、近年の木材需要の低下により林業が廃れてきてしまいました。

そこで、八溝杉需要の手助けができればと、八溝杉を伐採し、大阪のウッドワークさんに木桶制作を依頼して、出来上がったその木桶で仕込んだお酒です。昨年は試験醸造ということもあり余った雄町（40％精白）で純米大吟醸を造ったそうですが、今年は地元産のお米で仕込むそうです。試験醸造なのでごく少量しかなく、当店の入荷も本数限定となっております。気になった方はお早めにお買い求め下さい。。

最後に、今年の目玉『旭興・大吟醸』をご紹介させていただきます。今年は、春の『全国新酒鑑評会、金賞受賞』を皮切りに、『南部杜氏自醸酒鑑評会』で首席を受賞し、秋の『関東信越国税局酒類鑑評会』で優秀賞を受賞して、見事『三冠』に輝いた逸品となっています。新年の乾杯酒にいかがでしょうか？

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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