店主の独り言

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2020.02.19
『静岡の志太泉さんから春のお酒が入荷』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今日は静岡県藤枝市にある志太泉酒造さんから春の搾りたて新酒が入荷してきましたのでご紹介させていただきます。

志太泉酒造さんが造るお酒を一言で表現するとしたら『柔らかでまろやかな旨味のある酒』といった言葉がぴったり来ます。流行りの味わいに迎合することなく、蔵元が求める味わいを真摯に追い求める頑固でありながらも革新的な蔵元様です。

今回ご紹介する『志太泉・純米生原酒』は、新酒ならではの爽やかな香りと上品な米の旨味が堪能できる一品です。春らしいピンク色をモチーフにした玉虫色のラベルデザインは、和風モダンをイメージしているそうです。兵庫県産の山田錦(60%精白)と静岡酵母(NEW-5)で醸しだされる味わいは、爽やかな清々しい香りと柔らかな甘みが詰まっています。搾った直後、すぐに瓶詰めすることで瑞々しい口当たりとフレッシュな味わいが残っています。

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続いてご紹介するのは、志太泉的な生酛を表現した『純米吟醸 生酛 ラヂオ正宗』です。軽快な飲み口の中にも深みのあるコクと旨味を持つこの酒は、素直に美味しいと思える唯一無二味わいを目指しています。

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ちなみに、銘柄の『ラヂオ正宗』は新奇なものを好む二代目当主が、当時発売されたばかりで珍しかった『ラヂオ』を購入したのを記念して発売したもので、商標登録まで取得するといった力の入れようだったそうです。その当時に行われていた生酛造りと前掛けや看板に残っているラベルデザインを参考に復活させたのが、今回ご紹介したお酒です。

志太泉酒造さんは、今もなお地元である志太地区の蔵であること、静岡県の蔵であることに強いこだわりをもっています。出荷量は約750石(1.8Lで75,000本)ですが、静岡県内に約70%を出荷しています。酒質も静岡の風土と食に合うように、爽やかな吟醸香と、飲みやすさに中に深い旨みやかすかな苦みや渋味が融合した酒質を志向し、余韻よりもキレを重視しています。是非、お試しください。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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