- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
ああ~暑いですね!こんな挨拶から始まる季節がもうすぐやってきます!私の住んでいる水戸でも、昨日は随分と気温が高くなりました。そうなって来ると一度は聞かれるのが、『みぞれ酒の作り方』なんです。みぞれ酒という名前に聞き覚えのない方でも『凍結酒』と言えば、何となく想像が付くでしょうか?
その『みぞれ酒or凍結酒』を自宅で作って飲みたいと言う方が意外と多く、何度も試してみたものの、上手に作ることができないと、よく相談を受けるので、今日は上手に作るポイントをご紹介したいと思います。
そもそも、みぞれ酒or凍結酒と言われるものを知らない方の為に、簡単にご説明いたします。私のつたない記憶を辿ってみると、今から30年くらい前に居酒屋さんを中心に流行っていました。新しい日本酒の楽しみ方という事で、おすすめメニューにも登場していたほどです。もちろん、現在でも販売されてはいますが、以前ほどの人気はないみたいです。
その見た目は、シャーベット状になっていて、フローズンカクテルやかき氷が少し解けてきたようなものだと思っていただけると、分かりやすいのではないでしょうか。暑い日に飲む(食べる?)と清涼感を楽しむことができるので、飲んだことがないと言う方なら、一度は試してみるのもいいかもしれませんね(笑)
それでは、実際の作り方をご紹介します。お酒を瓶ごとまたはペットボトルに詰め替えて冷凍庫の中に入れて冷やすのですが、容量は720ml(四合瓶)までをお勧めします。その後、お酒を揺らさずに、瓶の表面に霜がついて白くなったら、一気に瓶を振ることで、中のお酒がシャーベット状になります。過冷却状態の液体に振動を加えることで、一気に凍ってしまう現象を応用しています。因みに、昨日ご紹介したワンカップを使うのも便利ですよ。
その際に注意しないといけないことがあります。冷凍庫にお酒を入れる前に、お酒の栓は、一度開けておくと良いでしょう。それから、くれぐれも、入れ忘れにはご注意ください。中のお酒が凍って膨張し瓶が破損してしまうことがあります。また、一度融けてしまったものは、美味しくありませんので、一回で飲み切れる分だけ作るのが良いです。このお酒は鮮度(出来たて)が命ともいえるので、タイミングよく飲むのが、楽しむ一番のポイントです。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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