店主の独り言

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2020.07.05
追記しました2020年7月7日 『日本酒の蔵元が造る梅酒』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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私の住む水戸では、梅の実の収穫の時期になると毎年梅酒を作る方が多くいらっしゃいます。中には飲む為というよりも、梅酒を作る事が好きという方もいらっしゃるようですが・・・・。

やはり、自分で作った物が一番美味しい!自分好みの梅酒が作れる!ということで、そのため梅を漬けるお酒にもそれぞれのこだわりが感じられます。先日のブログでもご紹介したように、最近では砂糖を使わない代わりに、甘い香りが楽しめる黒糖焼酎で漬ける方が多くなってきました。さらに、上級者ともなると、『日本酒』で梅酒を作る方もいて、どのような日本酒で漬けたら良いのか、よくご相談を受けます。

そこで今日は、梅酒作りに向く日本酒のタイプと日本酒の蔵元が実際に造っている梅酒についてお話ししたいと思います。まず、ご家庭で日本酒仕込みの梅酒を作る際には、冷蔵庫での保存をお勧めしています。日本酒は焼酎に比べてアルコール度数が低いために、室温で保存すると傷む可能性があります。また、使う日本酒は、火入れ(熱処理)されたもので、出来るだけアルコール度数の高い物を選んでください。ちなみに、日本酒の場合は18~19度位が目安となります。

それだけ、日本酒仕込みの梅酒は美味しく作るのが難しいという事なのですが、実際に蔵元様から発売されている『日本酒仕込みの梅酒』をいくつかご紹介したいと思います。まず初めにご紹介するのは、日本酒仕込み梅酒のパイオニア的な存在、奈良県の梅乃宿酒造さんが造る『梅乃宿・あらごし梅酒』。この梅酒の発売を機に、日本酒蔵の梅酒が注目を浴びたと言っても過言ではありません。

山形県の杉勇さんが造る『赤福助・超辛口梅酒』は微糖タイプなので、さっぱりとした味わいが好みの方にとても人気があります。梅の本場、和歌山県の『黒牛・純米梅酒』は、南高梅を焼酎で漬けたものを、純米原酒とブレンドしたハイブリットな梅酒です。

自家製梅酒が出来上がるまで時間がかかりますので、それまでは、日本酒の蔵元が造る『日本酒仕込み梅酒』を楽しんでみてはいかがでしょうか!

追記 2020.7.7

先日のブログの中で、日本酒で梅酒を作るに際にはアルコール度数が18度~19度と表記していましたが、酒税法ではアルコール20度以上の酒類に限るとなっています。ですので、梅酒用に使う日本酒などは、アルコール20度以上のものが望ましいということになります。

詳しくは、下記のリンク(日本蒸留酒酒造組合)を参考にしてください。

www.shochu.or.jp/kajitsushu/notice/index.html

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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