店主の独り言

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2020.08.20
『信濃の国から、錦と鶴をご紹介します』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今日は、日本の屋根と言われる中央アルプスと南アルプスに囲まれ、天竜川沿いに広がる雄大な自然の伊那谷にある蔵元、『信濃錦』と『信濃鶴』をご紹介させていただきます。

いずれの蔵元も、地元では『錦』、『鶴』の愛称で呼ばれる地元密着の蔵元で、原料米に始まり、酒造りに対する熱意は並々ならぬものがあります。また、両蔵元とも私と年齢が近いこともあり、気心知れた仲間といった感じです(笑)

まず初めにご紹介するのは、伊那市にある『信濃錦』です。早くから、地元農家さんと酒米の有機栽培に取り組み、現在では使用するほとんどが、減農薬や低農薬栽培米です。現在は代表銘柄『信濃錦』に加えて、現社長の宮島敏さんが立ち上げた『斬九郎シリーズ』の二枚看板となっています。

『信濃錦・純米・第六天』は、地元、伊那市西箕輪産の美山錦(精米歩合70%)で醸した蔵の自信作です。芳醇なコクと旨味、後口の上品な甘みとキレが癖になる味わいです。斬九郎シリーズからは、地元産の酒米『金紋錦(精米歩合91%)』で醸した『斬九郎・九ノ一(くのいち)』がお勧めです。米本来の上品な甘みとコクが感じられる逸品です。

続いてご紹介するのは、駒ケ根市にある『信濃鶴』です。地元産の酒米『美山錦』を使った純米酒のみを造る蔵元で、創業100周年を機に、酒質の向上と商品の様々な改革に取り組んでいます。

その改革の一つとして、お酒の名前に、信濃鶴にゆかりのある方の名前をつけています。『信濃鶴・純米吟醸60田皐(でんこう)』は、創業者の愛称を冠した特別なお酒です。華やかな香りと上品な甘みとのバランが取れた逸品です。

『信濃鶴・純米吟醸55頑卓(がんたく)』は創業者北原久次郎の長男で、2代目社長北原卓爾(たくじ)のあだ名をつけています。頑固な気質なため周りの人々から『頑固な卓爾』という意味で『頑卓サ』と呼ばれていたそうです。ちなみに、両方とも現在は無濾過生原酒が入荷しています。

今日は、長野県の伊那谷にある蔵元をご紹介させていただきました。コロナが落ち着いたら、また出かけてみたいですね。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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