皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

明日から9月となり、日本酒の蔵元からは『ひやおろし』の出荷が本格的に始まります。どうしてかというと、9月9日の『重陽の節句』『菊の節句』を『ひやおろしの解禁日』ととらえている蔵元が多く、それに合わせてお酒を出荷してくるからです。

ほかにも、10月1日の『日本酒の日』を『ひやおろしの解禁日』としている蔵もあり、これからが『ひやおろしシーズン』の本格的なスタートという訳です。そこで今日は、明日から始まるひやおろしの入荷ラッシュに備えて、今月すでに入荷して来ているひやおろしをご紹介したいと思います！

まず初めにご紹介するのは、地元茨城県の府中誉さんが造る『太平海・純米吟醸びん囲い』です。『渡舟』の銘柄で有名な蔵元ですが、この『太平海』は、戦前まで使われていた銘柄を復活させたもので、主に季節の味わいを表現したお酒に使用されています。穏やかで上品な香りとまろやかな味わいがバランスよくまとまっています。冷やからぬるめのお燗まで楽しめる逸品です。

続いてご紹介するのは、宮城県気仙沼の角星さんが造る『水鳥記・特別純米ひやおろし』です。地元産の酒米『蔵の華』で醸した、さらりとした爽やかな飲み口の中に、芳醇なコクと旨味が感じられます。脂ののったカツオやサンマをはじめとした、秋の味覚にぴったりの味わいです。

また、昨年より採用しているプリントボトルには、色鮮やかな紅葉がちりばめられていて、目でも楽しめる工夫が施されています。本格的な紅葉はまだ先ですが、ボトルに描かれた紅葉を愛でながら味わうのも一興ですね。

今日は、今月すでに入荷してきた『ひやおろし』をご紹介させていただきました。先日までの暑さが、幾分和らいで感じるのは、秋の訪れが近いという事なんですね。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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