皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は、先日までの秋晴れから一転、台風の影響で冷たい雨の降るあいにくの一日となっています。そんな中、日本酒ファンには嬉しい秋の限定品が、『黄金澤』で知られる宮城県の川敬商店さんと『繁桝』の蔵元、福岡県の高橋商店さんから届いたのでご紹介させていただきます。

まず初めにご紹介させていただくのは、宮城県の川敬商店さんが造る限定酒『黄金澤・純米大吟醸・斧琴菊（よきこときく）』です。知る人ぞ知る宮城県の名醸蔵で、全国新酒鑑評会において幾度となく金賞を受賞している実力蔵です。今回は、あえて宮城県産米ではなく、日本酒業界で注目されている米『吟風』と酵母『うつくしま夢酵母』で造った挑戦の酒です。

採れたての梨を思わせるみずみずしい果実の香りとなめらかで上品な甘みが優しく広がります。『斧琴菊・よきこときく』とは、江戸時代の判じ物（なぞなそ）の一つで、『善きことを聞く』につながるおめでたい文様で、ラベルにも描かれています。飲まれた方に『善きことが訪れますように』との願いが込められています。

続いてご紹介するのは、福岡県八女市の蔵元、高橋商店さんの『繁桝・純米大吟醸・限定品』、通称『壱火（いちび）』です。新酒の時に本生で出荷された『純米大吟醸・生原酒』を一度だけ火入れした後に、蔵元の冷蔵庫にて貯蔵熟成させた逸品です。

半年の熟成を経て、程よく旨味とコクを増した味わいは、この酒の持つ本来の姿かもしれません・・・。搾りたての新酒が美味しいという方もいるかと思いますが、香味ともにバランスの取れた円熟の味わいをお楽しみいただきたいと思います。

今日は、二つの蔵元様が造る限定の純米大吟醸をご紹介させていただきました。秋の味覚とともに素敵な晩酌をお楽しみください。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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