皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は朝から初荷のお酒が続々と入荷してきています。そんな中、今年の干支『丑』にちなんだとっても縁起の良い名前のお酒『黒牛』が入荷してきたので早速ご紹介したいと思います。

1866年創業の名手酒造店さんのある和歌山県海南市黒江の周囲は美しい入江で、多数の岩が波に見え隠れしていました。その黒く大きな岩が黒い牛のように見えた為、当時はこの周囲は黒牛潟と呼ばれていました。また、万葉集の中の3首の和歌で『黒牛潟』として詠まれるなど、黒牛という酒銘はこの地名の由来や万葉の昔を偲べる味わいを目指そうということから命名されています。

出荷量の95％超が純米醸造であり、また和歌山県内への出荷比率も60％台と地元に愛される旨味と味幅の広い純米酒を目指す蔵元です。最近では、若手蔵人（社員)の技術や貯蔵や製造工程の向上を図っており、味わいが格段に良くなっています。しかも今年は12年に一度の丑年という事で、注目度大ですね。

まず初めにご紹介するのは、地元から絶大な支持を得ているこれぞ地酒、これぞ食中酒、と言う『黒牛・純米』です。今回は、丑年だけの記念ラベルとなっており、ラベルには『黒牛』ではなく『金色の牛』が描かれているので、飲むだけでもご利益がありそうですね(笑)

続いてご紹介するのは、ラベル全体に牛の絵が描かれた『黒牛・純米吟醸・雄町』で、まさに丑年にぴったりのお酒です。黒牛ファンの間でも特に人気が高い隠れキャラで、併せて雄町好きの間でも注目のお酒です。柑橘系を思わせる香りと芳醇な旨味がバランスよく口の中に広がります。

今日は、今年の干支にちなんで、和歌山県の名手酒造店さんが造る『黒牛』をご紹介させていただきました。ご贈答品やご自宅での晩酌にいかがでしょうか？

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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