- 店主の独り言
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
令和三年、最初の蔵元訪問は、今年からベテランの石川杜氏を迎え、新体制となった大洗町の月の井酒造店様へお邪魔してきました!
蔵元では、すでに皆造(かいぞう)を迎え、社長をはじめ蔵人の皆さんもどこかほっとした表情を浮かべていました。とはいえ、まだ火入れ作業や瓶詰め作業などがあるため、蔵の中は忙しそうでした。
今回の訪問では、石川杜氏自らが、蔵の中を案内して下さいました。杜氏の長年の経験によって様々な改良が施されたところをご説明いただき、最後に今年のしぼりたて新酒を利き酒しました。蔵に入る際には、体温測定や手指の消毒、フェイスシールド等、新型コロナウイルス対策もしっかりとされていました。
まず初めに、今シーズンから始めた生酛造りについて丁寧にご説明いただきました。特に印象に残ったのは生酛造りの際に行われる『酛摺歌(もとすりうた)』の説明で、今年は杜氏の出身地でもある広島スタイルだったそうですが、来期の造りに向けて、地元、大洗の磯節を参考に、オリジナルの『酛摺歌』を作ったそうです。来期は是非、蔵元に伺って、酛摺を行いながら一緒に歌えたらいいですね(笑)
その後、洗い場や麹室、麹を枯らす部屋などをご案内していただき、随所に細かな工夫がされているのがよく分かりました。そして、蔵元見学最後は、蔵の心臓部『仕込み蔵』です。そこには、小さな仕込みタンクが整然と並べられ、搾り上がったお酒が瓶詰めの時を待っています。敢えて、冷蔵蔵にせず、大洗の風土が感じられる味わいを表現していきたいと話していました。
その後、今年のしぼりたて新酒をそれぞれ利き酒させていただきました。アルコール度数や日本酒度、酸度、と言ったデータでははかり知りえない、杜氏の個性が感じられるものばかりでした。ちなみに、石川杜氏の晩酌は、熱々のお燗酒がお好みだそうです。
最後になりましたが、お忙しい中対応していただいた坂本社長はじめ蔵人の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げたいと思います。
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