店主の独り言

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2021.09.01
『自然災害はいつ来るか分からない』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今日は防災の日という事で、定休日ですが、今一度、店内と倉庫の中の地震対策を確認しようと思っています!東日本大震災以降も、台風や大雨、地震など、何十年かに一度と言われる大規模な災害が毎年のようにどこかで起きています。『天災は忘れた頃にやってくる』存在ではなく、今やいつどこで起きてもおかしくない身近なものとして私たちは備えておかなくてはいけないと感じています。

東日本大震災の時もそうでしたが、電気や水道などのライフラインが途絶えてしまうと、普段当たり前のように使えている電気、水道等がいかに日常生活で大切なのか思い知らされます。

特に飲食店さんをはじめ冷蔵庫を必要としている業者にとって、停電で冷蔵庫が冷えなくなってしまうのは死活問題となります。せっかく仕入れた生鮮品が傷んでしまい、売り物にならなくなってしまうからです。酒屋の場合は、数日間の停電なら持ちこたえられるのですが、停電よりも、瓶の破損の被害の方が深刻です。実際、私の店でも大量のお酒が棚や冷蔵庫から落ちて割れてしまいました。

テーブルの上や棚のお酒が揺れて落ちるのは分かりますが、冷蔵庫の中に入っているお酒が扉を開けて飛び出してしまうなんて、実際に見るまでは想像もしませんでした。地震の揺れに伴って冷蔵庫内のお酒が揺すられて少しずつ前に移動し、最後には冷蔵庫の扉を押し開けて飛び出してしまうのです。まるで冷蔵庫の中で、誰かがお酒を押し出しているのではと思うくらい、その様子はとてもゆっくりで、スローモーションを見ているかのようでした。

そこで地震の揺れから冷蔵庫の中のお酒を守る対処法として、最も有効だったのが『一本のワイヤーテグス』でした。冷蔵庫内に日本酒の瓶の首の高さに紐を張ることで、お酒の瓶が冷蔵庫の中から飛び出すのを防いでくれるのです。使う紐はどんなものでも構いませんが、私の店では伸縮性と強度に優れ、瓶や人の手にも優しい『ワイヤー入りのテグス』を使っています。

震災後すぐにこの『ワイヤーテグス』を取り付けたお陰で、その後何度か大きい地震が起きていますが、1本も割れていません。地震直後はいろいろと気を付けていましたが、時間の経過と共に気が緩みがちになってしまっていると反省しています。今一度気を引き締めて防災対策を行いたいと思います。皆様もお気を付けください。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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