店主の独り言

blog

2022.02.09
『今の時期は、おりがらみがお勧めです』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

59126.jpg

今日は、ご来店いただいたお客様からご質問の多い日本酒の『おり』についてお話ししたいと思います。

新酒の出回る今の時期は、『おりがらみ』や、『うすにごり』と言った名前のついたお酒が出てきます。同じ搾りたて新酒の中でも、薄く濁っているものもあれば、澄んでいるものもあり、いったい何が違うのか?と、疑問に思われる方も多いです。

そこで今回は、当店オリジナルの『富久心・純米吟醸原酒』を使って簡単にご説明させていただきます。この『富久心・純米吟醸原酒』は、一年を通して販売させていただいている商品ですが、販売時期によって詰める中身のお酒が少しずつ変わります。

ちょうど今頃の搾りたての新酒の時期は、『おりがらみ生原酒』を詰め、春から夏にかけては透明に濾過した『本生原酒』を、そして夏以降は一度火入れ(加熱処理)した『生詰め原酒』を詰めて頂いています。

搾りたての新酒は味わいが硬く香りも弱いので、それを補うため特別に『おり』を加えて、香りや味わいに深みを与えるようにしています。つまり、出来立ての若く未熟な味わいのお酒におりを入れることで、少しでも早く美味しく味わえるように加工したお酒という事が言えます。

現在、当店の冷蔵庫の中には、『おりがらみ生原酒』と『生詰め原酒』の2種類在庫がございます。味わいが整っている『生詰め原酒』を選ぶのか?それとも旬の味わいが楽しめる『おりがらみ生原酒』が良いのか?それとも、両方のお酒を飲み比べてみるか?など、お好みで様々な楽しみ方ができます(笑)

しかし、いくらおりを絡めたからと言って、搾りたて新酒は、飲み頃になるまで時間がかかるので、ゆっくりと『お酒を育てるように!』時間をかけて飲んで頂くようお願いしています。

是非、この時期の新酒を選ぶ時には、おりの絡んだものを、時間をかけて飲むことをお勧めいたします。お酒の味わいの変化をご自身の舌でお楽しみください。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

ホームページ
state-liquor-store-421.business.site/

お酒の学校『もろはく完全攻略への道』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/12/02/201612-article_2-html/

『咲耶美に待望の大吟醸が登場しました!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2018/08/02/201808-article_2-html/

『日本酒は冷蔵庫に入れるのですか?』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/02/26/201702-article_26-html/

『日本酒の特別って、どんな酒?』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/02/23/201702-article_23-html/

『日本酒ファン待望のグッズが登場しました!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2017/01/12/201701-article_12-html/

『酒屋が酒を飲む理由』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/10/03/201510-article_3-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活の未来の為に、ワンクリックをお願いします!
  ↓

人気ブログランキングへ

blog search

月別