皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は、群馬泉さんから届いた春の限定酒『舞風』をご紹介したいと思います。『群馬泉』を造る島岡酒造さんは、群馬県の太田市にある、お燗酒の世界では知る人ぞ知る蔵元さんです。また、太田市は、スバル自動車の工場がある地でも知られ、町のあちこちでは、ホルモン焼きや焼きそばの町としても知られています。そんな、土地で愛されているのが島岡酒造さんの醸す『群馬泉』なんです。

さらに、島岡酒造さんを一言で表現するとしたら『和製シャンパーニュ』と言ったところでしょうか！もちろん、味わいではなくて、酒造りに対する姿勢の事です。シャンパンで言うところの『テロワール（風味）』『アッサンブラージュ（ブレンド）』『エイジング（熟成）』、これらを大切にして『群馬泉』が生み出されます。群馬県産の酒米『若水』を生もと山廃で仕込み、数年間蔵内にて熟成させた原酒を、当主自ら絶妙なバランスでブレンドしてから出荷します。

さて、本日ご紹介する『群馬泉・山廃純米・舞風』は、平成24年4月のデビューから10年目となる今年も4月22日に販売が解禁日されたばかりの『オール群馬』のお酒です。群馬県が生んだ酒造好適米『舞風』と群馬県開発の清酒酵母『群馬KAZE酵母』、『群馬の水』で醸したまさに『群馬生まれ、群馬育ち』の地酒です。

『群馬泉・山廃純米・舞風』は、群馬県産の酒造好適米『舞風（精米歩合60％）』と群馬KAZE酵母2号を使い、山廃仕込みで醸した純米酒を一度熱処理してから瓶詰めしたものです。若々しい酸味とスッキリした透明感のある味わいの中に、山廃酛（やまはいもと）ならではのしっかりとした旨味と酸味が口の中に広がります。地元産の酒米『若水（精米歩合60％）』で醸した定番の『群馬泉・山廃純米』とは一味違う群馬泉さんの魅力が感じられる逸品です。

因みに、お酒の瓶についている『舞風シンボルマーク』は、一般公募で選ばれた物で、『風が舞い、稲穂が舞い、人が舞う、をイメージに群馬の頭文字Ｇをモチーフに、オール群馬産をアピールするシンボルマーク』です。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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