- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
今年の梅雨入りもそろそろと思われる中、蒸し暑い季節にすっきりと味わえる夏酒が続々と入荷してきています。夏酒には、瓶やラベルにブルー系を採用しているものや夏の風物詩のイラストを入れたものが多いのが特徴です。中には数字だけのシンプルなものもあり、蔵元の遊び心が溢れたお酒が多いのも、夏酒の特徴の一つなんですよ~!
今日は、『酒は夢と心で造るもの』を合言葉に、若き蔵人たちの思いが込められた愛媛県の成龍酒造さんが造る『伊予賀儀屋』の夏酒『花火ラベル』をご紹介させていただきます。
『伊予賀儀屋』のお酒は、ラベルのデザインがとっても綺麗で、蔵元のセンスの良さを感じさせてくれます。ラベルのイメージから想像すると、フルーティで華やかなお酒なのかと思ってしまいますが、いやいやどうして、しっかりとした味わいを持ちながらも、後口のキレの良さを持つ芯のしっかりとしたお酒です。一言で表現するとしたら、『究極の食中酒』という言葉がぴったり来ます。お酒だけで飲むとどこか無骨なイメージの味わいですが、食事と合わせることでお酒の旨味が引き出されてきます。
『清涼純米』というサブタイトルを持つこの酒は、スッキリとした飲み口と優しい味わいを持つ清涼感満載のお酒です。夏の夕暮れに火照った身体を優しく癒してくれるまろやかな味わいです。まさに蔵元が思い浮かべる食中酒を表現した逸品です。旬の味覚とともに、お楽しみください。
ラベルに描かれている花火の絵は、地元で活動する全盲の切り絵作家さんの作品を使っています。華やかなイメージの強い花火ですが、その陰に隠れた悲しさも表現しているそうです。素敵な作品ですので、ラベルも合わせてお楽しみください
因みに、この切り絵ラベルシリーズは、1本のタンクからとれるお酒を、春はフラワー(おりがらみ生原酒)、夏に花火(瓶火入れ・加水)、秋には月見(瓶火入れ・原酒)、冬はオリオン(加水・熟成生)と、季節に応じた形で提供しているものです。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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