- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
本日、関東甲信地方が梅雨明けしたそうで、6月中に梅雨明けするのは2018年(6月29日ごろ)以来で、1951年の観測開始以降最速だそうです。平年の梅雨明けは7月19日ごろだそうですので、約3週間も早い梅雨明けという事で、早くも夏の日差しが照り付けています。
そこで今日は、暑い夏にスッキリと楽しめるお勧めの白ワインをご紹介したいと思います。
本日ご紹介するのは、国産ワインの故郷、山梨県の勝沼地域にある4軒のワイナリー(イケダワイナリー、あさや葡萄酒、白百合醸造、旭洋酒)が造る白ワインです!山梨県を代表するブドウ品種『甲州種』は、皮が淡いピンク色をした白ブドウで、柔らかな甘みと上品な酸味が特徴です。ブドウ自体に強い個性がないため、造り手の醸造技術や個性がワインの味わいとなって様々な表情を見せてくれます。まさに、醸造家の腕の見せ所と言ったところです!
まず初めにご紹介するのは、ワイナリー創業(1995年)以来のお付き合いとなるイケダワイナリーさんの『イケダ・樽熟甲州』です。近代的なステンレスタンク発酵によりクリーンでフレッシュな香りを醸しだし、古い樽の中で熟成させることで、樽の薫りを足さずに落ち着いた熟成の効果を引き出した、スッキリ辛口の白ワインです。
続いてご紹介するのは、当店オリジナルブドウ果汁『勝沼のめぐみ』の蔵元でもあるあさや葡萄酒さんが造る『アサヤ甲州辛口』です。1921年創業の老舗ワイナリーで、自社畑では様々なブドウ品種の栽培に挑戦しています。柑橘系の爽やかな香りとキリリとした酸味がバランスよくまとまった飲みごたえのある辛口白ワインです。
そして、良質なブドウ栽培に取り組む白百合醸造さん自慢の逸品が『ロリアン勝沼甲州』です。『勝沼町産甲州ぶどう』のみを使用し、シュール・リー製法で醸造することで、キレのある飲み口の中にも旨みのある味わいを醸し出しています。海外のワインコンクールでも高い評価を得ています。
最後にご紹介するのは、ブドウの栽培からワイン造り迄、夫婦二人三脚で行っている旭洋酒さんが造る『ソレイユ・クラシック白』です。熟した果実を思わせる穏やかな香りと甘味と共に、柑橘系のみずみずしい酸味が広がります。味わうたびに広がる甘みと酸と苦みの三角形が目に浮かぶようなバランスの良い味わいです。
今日は、造り手の個性が感じられる甲州種で造った白ワインをご紹介させていただきました。この機会に、国産白ワインの魅力を感じて頂けると幸いです。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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