- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
7月23日の今日は『土用の丑の日』という事で、スーパーやお弁当屋さんのチラシでは所かしこに鰻の文字が躍っています。甘辛いタレの味に加えて、炭焼きの香ばしい香りに誰もが惹きつけられてしまいます。昔から滋養強壮に良いと言われて、暑さで身体が辛くなってくるこれからの時期には欠かせませんね。かく言う私も大好きで、先日一足早く鰻の蒲焼を戴いてきました。
土用の丑の日に、鰻を食べるようになったのには、諸説ありますが、水戸では昔から街のあちこちに鰻屋さんがあって、鰻が良く食べられていました。店内には生きたうなぎがタライの中にいるのが当たり前の光景だったように子供ながらに記憶しています。
活きたうなぎから調理するので、出来上がるまでに時間がかかるのが難点ですが、その分、実に様々な鰻を使った料理があって、酢の物のウザクや、卵で巻いたウマキ、白焼きや肝焼き、骨煎餅などは酒飲みの定番つまみです!その名残からか、水戸の料亭さんでは、鰻の蒲焼が当たり前のように提供されているんですよ。
そこで今回は、鰻の蒲焼にお勧めのお酒をご紹介したいと思います。
実は『鰻の蒲焼には、赤ワインがとても良く合うんです!』意外かもしれませんが、ワイン通の間では、うなぎと赤ワインの相性の良さは有名な話なんです。
うなぎの成魚は砂泥質の川底に住むため、川の土の香りを持っています。赤ワインも熟成すればするほど枯れ草や腐葉土、湿った土の香りを持つようになります。そこで、土の香りを共通に持つ点で、互いに引き立てあい、絶妙な美味しさを醸し出してくれます。
特に脂の乗ったうなぎに良く合う赤ワインとしてお勧めしたいのが、『マスカット・ベリーA』というブドウ品種を使った赤ワインです。『マスカットベリーA』は、ブドウの特徴でもあるほのかな甘みと軽やかな酸味、そして渋みが少ないために、和食との相性が良く、私たちが大好きな醤油ベースの甘辛たれと合わせると抜群に美味しくなるワインなんですよ~!
鰻の蒲焼や焼き鳥のタレ、照り焼きの甘酸っぱい甘辛たれ、中でも、『鰻の蒲焼き』のタレとの相性は抜群なんですよね~!柔らかな渋味とほのかな酸味が、ウナギの脂を綺麗に流し込んでくれます。軽やかな口当たりなので、少し冷やしていただくと、より爽快に楽しむことが出来ます。また、大きめのグラスに氷を入れたオンザロックで味わうのもお勧めですよ~(笑)
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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