店主の独り言

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2022.09.20
『山梨県のソレイユさんから新ヴィンテージが入荷しました』

『山梨県のソレイユさんから新ヴィンテージが入荷しました』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔

 

今日は『ソレイユ』の銘柄で知られる山梨県山梨市のワイナリー『旭洋酒さん』から届いた三種類の新ヴィンテージワインをご紹介したいと思います。ブドウの栽培からワイン造りまで夫婦二人で行っている小さなワイナリーですが、品質の高さは目を見張るものがあります!現在、店頭には白ワイン2種類、赤ワイン6種類の計8種類のワインを取り揃えています。

 

 

 

まず初めにご紹介するのは、代表銘柄『ソレイユ甲州2021』の新ヴィンテージです。少数限定の契約農家のブドウを用い、渋味を抑え香味豊かな果汁を得るために除梗破砕せずに房ごとゆっくり搾るホール・バンチ法で圧搾しています。さらに、醗酵後は滓とともにタンクで貯蔵し、ノンフィルター生詰で瓶詰めすることで、フレッシュさと旨みを併せもつ辛口タイプに仕上がっています。

今回は、上級ワインにも使われるに千野甲州畑のブドウが44%を占めており、しっかりとした酸味の中にも芳醇な果実味が感じられます。蔵元曰く、一口含むと夏みかんを内皮ごとかみ潰したような力強い果実感と、ハツラツとした酸が甲州らしいほのかな渋みをともなって広がります。

 

 

続いてご紹介するのは、日本のワインぶどうの父と言われる川上善兵衛氏が明治期に交配したマスカット・ベリーAで醸した赤ワイン『ルージュク・サカベンヌ2021』です!品質の高さに定評がある日下部(クサカベ)地区のベテラン果樹農家 手島宏之氏が栽培するベリーAをボジョレ・ヌーボーで御馴染みのマセラシオン・カルボニック法で醸造しフレンチオークで6か月熟成させました。前年よりも、糖度も酸度も高かったことで、ボリューム感のある味わいに仕上がっています。生産本数944本。

 

 

最後にご紹介するのは、自社畑産の欧州種を主体にブレンドした『HIKUMOシリーズ』の中から、5年ぶりの登場となる『ヒクモルージュ2020ピノ・ノワール&マスカット・ベリーA』です。オーク樽で熟成した自社畑ピノ・ノワールと、マセラシオン・カルボニック法で醸造したマスカット・ベリーAの心地よいハーモニーが楽しめる逸品です。

ブレンドの割合はピノ・ノワール57%、マスカット・ベリーA43%で、古樽熟成による上品な味わいが楽しめます(生産本数622本)。名前のHIKUMOとは、畑の益虫「クモ」と大いなる太陽(SOLEIL)をモチーフに ヒクモ(陽蜘蛛または陽雲)と名づけられました。

 

 

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

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