店主の独り言

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2022.10.25
『大分県から個性的な味わいの麦焼酎が入荷しました』

店主の独り言

お酒の学校・焼酎編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

11月1日の『本格焼酎の日』を前にして、麦焼酎の本場、大分県にある二軒の蔵元様から個性的な味わいの麦焼酎が入荷してきたので、早速ご紹介したいと思います。

まず初めにご紹介するのは、『宇佐ぼうず　中（ちゅう）』です。『道中（どうちゅう）』という銘柄の麦焼酎を造っている大分県の常徳屋酒造場さんから年に二回発売される季節限定の麦焼酎で、今回は秋バージョンとなります。蔵元のある宇佐産のハダカ麦（通称：宇佐ぼうず）を、白麹で仕込み、簡単な濾過（油とりのみ）の後、ホーロータンクで4年間熟成させた、柔らかな麦の甘みと上品なコクが堪能できる逸品です。これからの季節は、お湯割りもお勧めです。

そして、夏に発売された季節限定麦焼酎『道』と今回の『中』には、『酒造りも、まだ、道中ばですが、初心を忘れることなく、実るほど頭が下がる稲穂かな・・・の気持ちで、より一層皆様に喜ばれる良酒を醸すべく、経験と精進を重ねていきます。』と言う蔵元の想いが込められています。

続いてご紹介するのは、斬新な味わいの麦焼酎で評判の高い大分県の老松酒造さんが造る『甘・香ばし系』の麦焼酎『おこげ』です。その名の通り、瓶の栓を開けた瞬間から立ち上る香りは、昔懐かしい煮出した麦茶のような香ばしい香りそのものです。私の一押しの飲み方は、やはり！麦茶割ですね(笑)　温かい麦茶で割ると、より一層麦の甘みが感じられます。

そしてもう一つは、自然な麦の香りと味わい深い個性的な新タイプ麦焼酎『月心（げっしん）無濾過麦焼酎　黒麹・全麹仕込（全量麦麹）28度』です。麦麹を使用し仕込みをおこないました。麦の香りと旨さを引き出すため、贅沢に全量麦麹を使用しています。このような全麹仕込の焼酎は非常に手間がかかり、また焼酎にクドさが残りやすくなってしまいますが、独自の技術でこのクドさを取り除き商品化することが出来た会心の自信作です！