店主の独り言

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2022.10.27
『黄桜さんの大吟醸金賞受賞酒が三蔵そろい踏みです』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は、カッパ黄桜のテレビCMで知られる黄桜さんから届いた今年の全国新酒鑑評会金賞受賞酒をご紹介したいと思います。一般には、ワンカップや廉価な紙パック日本酒を造る蔵元に思われますが、最新の醸造設備と高い技術力を兼ね備えており、さすが！大手の日本酒メーカーです。

近年では、本格的なスパークリング日本酒やクラフトビール、ウイスキーなども手掛けており、見た目の華やかさや斬新さに目が行きがちですが、本業の日本酒の味わいたるや、さすが大手！さすが黄桜さん！と、思わず唸ってしまう仕上がりです(笑)。

本日ご紹介するお酒は、現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会である全国新酒鑑評会において、見事！金賞を受賞酒した商品です。しかも、黄桜さん自慢の三蔵『三栖蔵（みす）』、『伏水蔵（ふしみ）』、『丹波蔵（たんば）』揃ってのトリプル受賞となっています。今年の全国新酒鑑評会には826点のお酒が出品され、その中から特に優秀と認められた205点が金賞を受賞しました。その狭き門の中、黄桜さんではナント！三蔵すべてが金賞を受賞されました。

酒造好適米の中でも最上と言われる兵庫県産『特A山田錦』を35％まで磨き各蔵の杜氏が卓越した熟練の技で醸した珠玉の逸品です。生産本数は、各蔵ともにわずか600本と少なく、貴重な一本です！大手日本酒蔵が本気で醸した至高の逸品をお試しください。三蔵飲み比べと言った、贅沢な楽しみ方ができる絶好の機会です！

それでは、各蔵の金賞受賞酒を順にご紹介していきたいと思います。

まず初めにご紹介するのは、過去24回にわたって金賞を受賞酒してきた『三栖蔵・大吟醸・金賞受賞酒』です！杜氏の高倉敏夫さんが京都の名水『伏水』を使い、長年の経験から醸した、華やかな香りと滑らかでキレのある味わいをお楽しみください。

続いてご紹介するのは、2016年8月に新設された『伏水蔵』で醸した『伏水蔵・大吟醸・金賞受賞酒』です！丹波杜氏、奥村将司さんの卓越した技と近代技術設備から生み出される珠玉の一滴が詰められています。

最後にご紹介するのは、過去16回金賞を受賞している『丹波蔵』で、杜氏の岡幹起が醸した『丹波蔵・大吟醸・金賞受賞酒』です。丹波蔵のある丹波篠山市は、澄んだ空気や年間で30度を超える寒暖差のある盆地特有の気候が特徴です。また、丹波杜氏の郷としても知られる場所です。

今日は、普段は目にすることの少ない貴重なお酒をご紹介させていただきました。この機会に、大手日本酒メーカーが造る珠玉の逸品をお試しください。同じ酒米でも、造る環境や杜氏によって味わいは千差万別、とっても贅沢な三蔵飲み比べができる貴重な機会です！専用のギフト箱（桐製）も付いているので、ご贈答品としてもお勧めです。