- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
日ごとに秋も深まり山の木々も色づいてきました。今年のひやおろしも一段落し、各蔵元様からは個性的な味わいの熟成酒がいろいろと入荷してきています。
その中から今日は、長野県の千曲錦酒造さんと栃木県の渡邊酒造さんから届いた数量限定生産の熟成酒をご紹介したいと思います。
まず初めにご紹介するのは、長野県の千曲錦酒造さんが造る『帰山シリーズ』から登場してきた数量限定酒『帰山・古酒2016BY純米吟醸原酒』です。甘みと酸味を絶妙のバランスで醸し上げた『帰山シリーズ』は、定番種以外にも季節限定酒や長期熟成酒など個性的なお酒を生み出しています。
酒名の『帰山』には、『山へ帰る』『ふるさとへ帰る』『自らに帰る』そして『酒造りの原点に帰る』という意味が込められています。『これでなければ』と云われるような強烈なインパクトと個性を併せ持った『帰山』は、多くの酒を巡った後に帰ってきて欲しい地酒です。
本日ご紹介する『帰山・古酒2016BY純米吟醸原酒』は、長野県産の『美山錦(精米歩合55%)』と自家培養酵母で醸した濃醇甘口タイプ(日本酒度-16、酸度3.0)のお酒を蔵元内で5年間熟成させた逸品です。
円熟味を増した味わいは、貴醸酒や紹興酒を思わせます。冷やの状態では柔らかな味わいが楽しめますが、温めることで穏やかな旨味が感じられます。さらに、熱燗でいただくと、古酒ならではの強烈な旨味や香りが花開きますので、お燗酒ファンの方には是非、試していただきたいと思います。次回の発売は、5年後の2027年頃になるそうなので、この機会に是非お試しください。
続いてご紹介するのは、卓越した技術と斬新なアイデアを駆使した酒造りで定評のある栃木県の渡邊酒造さんから届いた数量限定酒『旭興・純米吟醸 あまざけもと7年熟成酒』です。『あまざけもと』とは、言い換えると『高温糖化山廃』の事で、高温で糖化させたもとに、乳酸菌を入れて強制的に山廃を造る方法の事です!
過去に何度か商品化したことがあるので、旭興ファンの方なら一度は飲んだことがあるかと思いますが、そのお酒を低温で7年間も熟成していたとは、さすが!渡邊さんですね。蔵元曰く、アルコール度数17度の本格的な辛口タイプで、熟成が進んでいますので、ぬる燗から燗冷ましがお勧めだそうです!
今日は、長野県と栃木県の蔵元から届いた数量限定の長期熟成酒をご紹介させていただきました。今年の秋は、旬の味覚とともに様々な温度帯でお楽しみください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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