店主の独り言

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2022.11.16
『笠間市友部の隠れた名店、やま膳さんで旬の味覚に舌鼓』

店主の独り言

酒場放浪記

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今回の酒場放浪記は、JR常磐線の友部駅から徒歩5分の所にある知る人ぞ知る美食の名店『笑味倶楽部　やま膳』さんにお邪魔してきました。店主夫婦とは20年以上にわたりお付き合いさせていただいており、気兼ねなく飲み食いできる秘密の場所として大切にしてきましたが、今回初めてご紹介したいと思います。

入り口の暖簾をくぐると下駄箱があり、店内には靴を脱いでから上がります。今回は予約をしていましたので、すんなりと部屋に通していただきましたが、日によっては満席の時が多いので、来店される際には是非、予約をすることをお勧めいたします。

店内は、カウンター席と掘りごたつの個室があり、ふすまを取り外せば大空間の大広間にもなります。料理は、マスターと息子さんが担当し、女将さんと娘さんが接客を行なっています。その当時、小学生だった息子さんや娘さんが店を切り盛りしている姿に感慨深くなってしまいました。

私が思う、やま膳さんの魅力は、一つに店主御夫婦の陽気な人柄なんですが、それ以上に料理の美味しさがあげられます。旬の魚介類を始め、肉料理やご飯ものなど、初めて訪れた方はメニューのバラエティの豊富さにはびっくりすることでしょう！さらに、メニューに載っていない隠れ料理もあり、以前はカレーライスもあったほどです(笑)

まずは、ビールで乾杯し、来店時には必ず注文する串焼きを注文しました。他にも、魚料理の中から、焼き、煮物、揚げ物などを選ぶことが出来ます。この日は、白エビの唐揚げと鯛のアラ煮、イサキの塩焼きをお願いしました。串焼きなどは注文を受けてから焼き始めるので、一番初めに注文するのがお勧めです！

日本酒は、その日のお勧め日本酒（四合瓶）を数種類テーブルまで持ってきてくれ、自分で好きなものを選ぶスタイルとなっており、毎回、その時々で銘柄が変わるので、日本酒好きには楽しいかと思います。今回は、茨城の地酒、来福・責任仕込みをチョイス！旬の白エビの唐揚げの甘みとお酒の上品な旨味がとても良く合います。

そうこうしていると、店の大人気メニュー、串焼き（鶏もものタレと塩）が続々とやって来ました。ふっくらと焼き上げられた大振りの鶏の身はとてもジューシーです。他にも、大振りのホタテが3つ刺さったホタテの串焼きや、肉汁があふれ出る牛肉の串焼きなどは、必ず注文するメニューです。

この日は、自宅ではなかなか味わう事の出来ない焼き物を中心に注文しましたが、海の幸が散りばめられた海鮮サラダは、刺身の盛り合わせの代わりとしても十分です。そして、この日のお勧め料理、鯛のアラ煮が運ばれてきました。じっくりと煮込まれた鯛の身の美味さはもちろんの事、煮汁を吸った豆腐が絶品でした。これだけでも酒が進んでしまいます(笑)