店主の独り言

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2022.12.03
『人気クラフトビールのオグナ、ベアレン、宇宙から旬の味わいが入荷しました』

店主の独り言

クラフトビール

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は、注目の国産クラフトビールブルワリー、三社から届いた旬の味わいをご紹介したいと思います！

まず初めにご紹介するのは、長野県の南信州ビールさんから今年の夏に登場した新ブランド『ogna（オグナ）』の季節限定品を二つご紹介したいと思います。南信州ビールさんは、1996年に長野県第1号のクラフトビールメーカーとして創業し、雄大な中央アルプスの山々に周囲をぐるりと取り囲まれた、自然豊かな環境でビール造りを行なっています。

『ogna（オグナ）』という名前は、南信州地域とも縁が深いヤマトタケルの幼名、『ヤマトオグナ』にも由来し、地域との結びつきを示すとともに、大人になっても子どもの頃のような探究心や冒険心を持ち続けることの大切さ、そして、クラフトビールづくりにかける純粋な思いやチャレンジ精神を表現しているそうです。

さらに、ラベルに描かれた帽子のようにも見えるシンボルマークは、中央アルプスの山並みと美しい水の流れをモチーフにした南信州の豊かな自然環境と探究心や冒険心を表現しています。ちなみに、この名前は、長野（NAGANO）を構成する4つのアルファベット『N, A, G, O』を並べ替えた造語です。

信州宮田村産ヤマソービニオンぶどう果汁を原料に使用したフルーツビール『YAMASO HOP』は、赤ぶどう特有の濃い鮮やかな紫色と酸味、果実由来の香りと重厚なフレーバーが特徴です。原料に使われているヤマソービニオンは、山ぶどうとカベルネソービニオンのワイン用交配品種で、コクとまろやかな甘さを持ち合わせ、微かな渋味が特徴です。

『CHRISTMAS ALE』は、モルトとホップを贅沢に使用することで、チョコレートのような甘さと、濃厚なフレーバーが楽しめます。アルコール度数が高く、冷暗所で熟成させると更に芳醇さが増しますので、是非お試しください。

続いてご紹介するのは、2001年の創業以来ドイツの伝統的なビール造りを続ける岩手県のベアレン醸造所さんから届いた冬の季節限定ビール『ウルズス』と岩手県産のリンゴで造った『アップルラガー』をご紹介したいと思います！

岩手県盛岡市北山にあるベアレン醸造所では、ドイツ南部の街から100年以上前のヴィンテージな設備を買い付け、船で遠く離れた日本に運搬し、当時のビール造りを受け継いで今日もマイスターが手造りしています。

同社のシンボルマークにもなっている熊は、社名（ベアレン：ドイツ語で熊の意）に由来し、この社名は岩手県の自然のイメージと、本来肉体労働が多く体躯のがっちりとした醸造職人をイメージして名づけられています。熊が持つ盾に描かれた模様は、伝統的なビール造りに使われる道具をモチーフにしておりベアレン醸造所の伝統的な醸造技術を尊重し、継承していくスタンスを表しています。

濃厚でまろやかな味わいが特徴の、冬季限定ビール『ウルズス』は、2003年の創業年より造り続けているベアレンのウィンタービールです。アルコールのやや高い事を意味する『ボック』とついた『ヴァイツェンボック』というビアスタイルで、冬にゆっくり飲んで美味しいコクのある味わい深いビールに仕上がっています。ちなみに、名前のウルズスとはラテン語で『強い熊』を意味しています。