- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
今日は、長崎県の五島灘酒造さんと宮崎県の落合酒造さんから出来立てホヤホヤの芋焼酎の新酒が入荷してきたので、早速ご紹介したいと思います。本日ご紹介する新焼酎は、濾過をしていないために、冷えた状態ですと、写真のように白く濁っています。その濁りが、個性的な香りと匂いのもとなんです。普段飲んでいる芋焼酎では物足りないという方は、是非、お試しください(笑)蔵元曰く、お湯割りが最高だそうです!
まず初めご紹介するのは、ユネスコの世界遺産に認定された隠れキリシタン関連の教会のある島で知られる五島列島の五島灘酒造さんが造る新焼酎です。蔵元のある上五島は、NHKの朝の連続テレビ小説『舞上がれ』に登場する島で、透き通る海と自然に魅せられた観光客でとても賑わっているそうです。
その上五島で唯一の焼酎メーカーが五島灘酒造さんで、先日のブログでもご紹介させていただいた『明治の芋』など、蔵元自らの手で畑の開墾から芋造りまで行っている、情熱溢れる造り手なんです。
『新焼酎酒・紅さつま・五島灘25度』は、レギュラー商品の『紅さつま』の出来立てほやほや、蒸留したてのものを、一切の濾過を行うことなく瓶詰めした旬の味わいです。うっすらと霞のかかった見た目は、『まるでカルピス!』(笑)思わず美味しそうだなぁ~とつぶやいてしまいました。そしてもう一つが、『新焼酎・五島灘・黒麹』です。
因みに、今回の新焼酎に使われている芋『紅さつま』はすべて蔵元による自家栽培のものだそうです。これで全量自社栽培するという長年の夢がまた一つ叶ったと、喜んでおりました!また、朝ドラの中で頻繁に使われている『およ』と言う方言は、『そう、わかった』のように相手に同意する時に使われる言葉だそうですよ。
早速香りを見てみたところ、甘く爽やかな果実のような香りが立ち上ってきます。お湯割りも良いですが、オンザロックや水割りでも、甘みと香りが楽しめると思います。今年は、1.8Lサイズのみ1000本の限定生産だそうですので、この機会にぜひお試しください。
それから、ラベルに描かれているデザインは、海面から飛び跳ねた『ザトウクジラ』だそうです。現在では、その姿を観ることはできないそうですが、五島列島を象徴する『ザトウクジラ』をラベルに使用しているそうです。
続いてご紹介するのは、宮崎県の山間で個性的な芋焼酎を和甕で造る落合酒造さんの新芋焼酎『零 ZERO 赤江』と新商品の『円熟・竈猫』です。宮崎市鏡洲の双石山系の麓を流れる鏡洲川の伏流水を仕込み水に使い、伝承三石和甕仕込みにこだわる蔵元は、地元産の様々な芋を使って、芋由来の豊かな旨味と味わいを醸し出しています。
『零 ZERO 赤江』は、蒸溜後すぐに加水し、無濾過で瓶詰めした、まさに、生まれたて『ゼロ』のお酒です。通常の『赤江』は、地元産の紫芋(紫優)で醸した原酒を2年ほど熟成させることで、華やかな香りとまろやかな旨味と味わいを醸し出しています。
しかし、この『零 ZERO 赤江』は、蒸留直後のお酒をそのまま詰めているため、荒々しいパンチの利いた香りが特徴のゴリッゴリな芋焼酎ですのでご注意ください。一癖も二癖もある、個性的なお酒ですが、それがうまいんだなぁ~と、ハマる方は思いっきりハマってしまうお酒です。今年は、ゼロの色が青から赤に変わっていますよ。
続いてご紹介するのは、蔵元の大人気芋焼酎『竈猫(へっついねこ)』シリーズの最新作『円熟・竈猫』で、数量限定商品です。宮崎県産の白芋『黄金優(こがねまさり)』とオレンジ芋の『ジェイレッド』をブレンドして造ったフルーティな香りが魅力の芋焼酎です。
蔵元おすすめの飲み方は、炭酸割りとお湯割りだそうです。割り方や温度によって変わる香りや味わいは、気まぐれな猫の様だと話していました(笑)
今日は、二軒の蔵元様から届いた新焼酎をご紹介させていただきました。この時期ならではの旬の味わいをお楽しみください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
また、ゆうパックでの発送も承っておりますので、お電話、メール等、お気軽にお問合せ下さい。
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