- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
し、
冬至の今朝も手がかじかむような寒さとなりました。先週から続く寒さのせいか、『お燗酒』を買い求める方が多くなっています。そんな中、熱烈なファンの多い、長野県の信濃鶴さんと群馬県の群馬泉さんから届いたしぼりたて新酒をご紹介したいと思います。
まず初めにご紹介するのは、一度味わうとクセになってしまう通称『鶴チュー』待望の逸品『信濃鶴・純米吟醸初しぼり』です!今や当店でも大人気銘柄となっている『信濃鶴』ですが、創業100周年を機に名称やラベルデザインの変更をし、醸造設備への投資による酒質の進化に伴って、全てのお酒が吟醸酒以上となり新たなファンが増えつつあります。
そんな『信濃鶴・純米吟醸初しぼり』は、信濃鶴さんの代表銘柄『信濃鶴・純米吟醸60田皐(ろくまるでんこう)無濾過生原酒』の初しぼりバージョンです。おりが絡んだこの酒は、コストパフォーマンスの良さもあり、一度口にした方からは、クセになる味わいだと、高い評価を得ています。しかも、今では珍しい昔のラベルが貼られています。
強過ぎない香りと柔らかなコクと旨味、後口のキレの良さ、どれもがバランスよくまとまっています。蔵元曰く、今年は昨年よりも少し甘めに仕上がっているそうで、さらにコクのある味わいが楽しめそうですね。信濃鶴をまだ飲んだことがない・・、と言う方には、まずこのお酒を味わってみることをお勧めいたします。
他にも、全国新酒鑑評会出品用に醸された極上の逸品『信濃鶴・純米大吟醸・無濾過生原酒』が入荷してきています。こちらの商品は、搾りたての物をそのまま、一切のろ過や火入れをせずに瓶詰めした特注品で、完熟した果実の弾けるような香りとジューシーな旨味が堪能できます。この機会に、希少な一本をお楽しみください。
続いてご紹介するのは、私がお燗酒の帝王と呼ぶ群馬県の島岡酒造さんが造る『群馬泉』のしぼりたて新酒『群馬泉・初しぼり』です。島岡酒造さんの酒造りを説明するうえで欠かすことのできないのが『山廃造り』です。蔵の中にはなんと、二種類の乳酸菌が住み着いているそうです。そして、地元産の酒米『若水』を使い、しっかりとした熟成と卓越した技術による調合の末に『群馬泉』が生み出されます。
そんな山廃仕込みの蔵元であって、唯一『速醸仕込み』で造ったお酒が本日ご紹介する『群馬泉・初しぼり』です。うっすらと滓の絡んだ本生原酒は、ほのかにマスカットのような果実の香りと甘味が感じられます。ですが、味わいはしっかりとしていて、後口はとてもシャープでドライです。この辺りがとても群馬泉さんらしいなあと感じます。年が明けて出荷される初しぼりは山廃仕込みのものになってしまいますので、ある意味貴重なお酒と言う訳です。ちなみに、いばらき地酒ソムリエS級認定者でもあるみどりさんも一押しのお酒です(笑)
今日は、当店でも熱烈なファンの多い、信濃鶴と群馬泉の初しぼりをご紹介させていただきました。旬の味わいをお楽しみください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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