- 店主の独り言
皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ
今日は、フルーツ大国『長野県』の伊那市で国産シードルを牽引する『カモシカシードル醸造所』が生み出す自慢の逸品をご紹介したいと思います。
2016年に長野県初のシードル専門の醸造所として開業した『カモシカシードル醸造所』は、南と北、ふたつの日本アルプスを望む風光明媚な長野県伊那市の高台にあり、さながらカフェかと思ってしまうようなモダンなデザインの建屋です。
そこから生み出されるシードルは、世界的なシードルのコンテスト『フジ･シードル･チャレンジ』で最高賞「Trophy」を始め、数多くの権威あるコンテストで高い評価を受けるなど、シードル通の間でも評判の本格的な味わいが魅力です。
『農家のシードル』とラベルにも記載されているように、醸造所に隣接する畑では20種類のシードル用リンゴを栽培しています。蔵元では、瓶内一次発酵の甘口シードルや二次発酵の甘口と辛口のシードルを中心に、洋ナシやイチゴなど地元の果物を使ったお酒造りにも精力的に取り組んでいます。炭酸飲料のように炭酸ガスを工業的に添加するのではなく、シャンパンのように、ワインに糖分や酵母を加えて、瓶の中でもう一度発酵させる『瓶内二次発酵』の製法を用いてシードルを造っています。
今日は、定番の『瓶内二次発酵の甘口』と『瓶内二次発酵の辛口』を始め、限定生産の『カモシカシードル・ポワレ』と『みはらしイチゴのスパークリングワイン』が入荷してきましたので、早速ご紹介したいと思います。
シードルと言う響きになじみのない方も多いと思いますが、英語読みは『サイダー』なので、グッと親近感が湧いて来たかと思います(笑)ワインやスパークリングワインは飲んでいるけど、シードルを飲むのは初めて・・・、と言う方には、『瓶内二次発酵の甘口タイプ』がお勧めです！ブドウで造ったスパークリングワインよりも軽やかな味わいとフレッシュなリンゴの風味が楽しめます。
更に、もっとドライな飲み口が好みの方には、『瓶内二次発酵の辛口』がお勧めです！口に含んだ瞬間にフレッシュなリンゴの香りが広がりますが、後口はとってもスッキリとしています。甘みが苦手で、スッキリとした味わいを楽しみたいと言う方は、是非お試しください。シードル通の方からも大好評の逸品です。
続いてご紹介する『カモシカシードル・ポワレ』は、非常に生産量が少ない為、毎年あっという間に売り切れてしまう人気商品です。洋ナシで醸した『ポワレ』は、シャープで清涼感のある軽やかなガス感とほのかな甘み、上品な酸味、ブドウやリンゴとはまた一味も二味も違う美味しさが感じられます。洋ナシはちょっと苦手という方も、これを飲めばイメージが変わるかもしれませんね～。
最後にご紹介するのは、地元、伊那市西箕輪の『みはらしファーム』で栽培されたイチゴ「紅ほっぺ」を100％使用して造った『みはらしイチゴのスパークリングワイン』です。とても珍しいお酒ですが、イチゴの香りが満載の、イチゴ好きにはたまらない逸品です。リンゴではありませんが、こちらもお勧めです。
また、フルボトル（750ml）は一人では飲み切れない・・と言う方のために嬉しいお知らせがあります。カモシカシードルさんの定番品『辛口』と『甘口』のハーフボトルも入荷しています。
今日は開設から7年、地の利を生かしたシードルを造りつづけ、名実ともに全国トップクラスのシードル醸造所となった『カモシカシードル醸造所』さんの自信作をご紹介させていただきました。ちなみに、『カモシカシードルさん』の『カモシカ』は、長野県の県獣でもある『カモシカ』から名付けられたのかと思いきや、意外にもシードル醸造家を意味する『醸師家（かもしか）』といった意味があるそうです！
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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