店主の独り言

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2023.02.16
『福岡県の繁桝さんから、春季限定大吟醸と長期熟成の大吟醸が入荷しました』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

『福岡県の繁桝さんから、春季限定大吟醸と長期熟成の純米大吟醸が入荷しました』

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

水戸では偕楽園公園を中心に『水戸の梅まつり』が開催されていますが、この時期が一年で一番底冷えするんですよね・・・。梅の花が咲き始めるころになると雪が降る！なんて、言われるほどです。春の足音は聞こえていますが、まだまだ寒い時期が続きますので、水戸にお越しの際は、温かな格好でお出かけください。

そこで今日は、福岡県の八女市で、江戸時代享保二年（1717年）に創業し、300年以上の歴史を刻む蔵元、高橋商店さんから届いた『繁桝（しげます）』の春季限定品と長期熟成の大吟醸をご紹介したいと思います。

蔵元を象徴する仕込み蔵の瓦屋根一枚一枚には、造り酒屋としての歴史を物語る、永き歳月が積み重ねられています。現在は19代目の中川拓也社長のもと、地元に愛される酒造りを行っており、地元出荷の割合は、生産量の六割を超える地元密着の蔵元様です。

そんな蔵元が造るお酒の中でも季節限定品のレベルの高さには目を見張るものがあり、特に本日ご紹介する春の季節限定品『繁桝・大吟醸生々・春季限定』は、お値段以上の味わいで、とても人気のある商品です。

なんといっても、その中身、価格、すべてがスペシャルで、コスパの良さにびっくりしてしまいます。極上の山田錦を40％まで磨いて醸した大吟醸の本生原酒で、華やかな香りと上品な口当たり、爽やかな後口は至高の味わいです。毎年、この酒が登場するのを心待ちにしている方がとても多いんですよ。

続いてご紹介するのは、毎年この時期になるとお問い合わせの多くなるちょっと贅沢なお燗酒『繁桝・大吟醸・枯淡』です。酒造好適米山田錦を40%まで精米し、丹精込めて醸した大吟醸を蔵内の低温貯蔵庫で3年～5年じっくりと熟成させた贅沢な逸品です。大吟醸特有の華やかな果実の香りはありませんが、その代わりに、まろやかなお米の旨味とコクが感じられる味わいです。