店主の独り言

blog

2023.03.05
『カリフォルニアから届いたプレミアム・クラフトサイダーはいかがですか?』

『カリフォルニアから届いたプレミアム・クラフトサイダーはいかがですか?』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

今日は、アメリカで人気の高いクラフトサイダーメーカー『エースサイダー』から届いた創業30周年を記念して造られたプレミアム・クラフトサイダー『エース ブラックジャック21/30周年記念酒』をご紹介したいと思います。サイダーとは、リンゴから造られた発泡酒の事で、別名『シードル』とも呼ばれています。日本でサイダーというと、三ツ矢サイダーのような清涼飲料水を思い浮かべてしまうかもしれませんが、れっきとしたお酒です。

 

『エースサイダー』は1993年に、世界的にも有名なワイン農家とリンゴ果樹園が集まるカリフォルニア州セバストポルに禁酒令後のアメリカで最初に創立されたハードサイダーカンパニーの一つで、アメリカ国内では認知度の高いブランドです。

 

セバストポルは、サンフランシスコから車で1時間ほど北上したところにある街です。近隣にはカリフォルニアワインの銘醸地として知られるソノマやナパがあり、ワインのイメージがありますが、リンゴの栽培が非常に盛んな地域でもあります。乾燥した気候で昼夜の寒暖差が大きく、病害虫が蔓延しにくいこの地はリンゴを始め、様々なフルーツや野菜の栽培に適した自然環境に恵まれています。

 

その地でクラフトサイダーを造る『エースサイダー』は、糖分を全く加えずフルーツの持つ自然な甘さのみでサイダーを造る事にこだわっています。食用としても最高品質のリンゴを始めとした厳選材料を使用し、シャンパン酵母にて1014日間発酵後、5回濾過して仕上げるなど、規模が大きくなった今でも丁寧な酒造りを行っています。

 

本日ご紹介する『エース ブラックジャック21/30周年記念酒』は、地元カリフォルニア州ソノマ郡のセバストポルで収穫された『Gravenstein』という品種のリンゴで醸した原酒をシャルドネのオーク樽で熟成させてから瓶詰めした逸品です。

一般的なサイダーとは一線を画す味わいに仕上がっており、その味わいはまるで上質なスパークリングワインを飲んでいるかのようです。ほのかに香るリンゴの爽やかな酸味とキリリとした後口のキレの良さは、グリル野菜やスープ、パスタなど幅広い料理に合います。

 

また、以前は地元に大量に植えられていた『Gravenstein』の果樹が年々減少していることを受け、このサイダーが売れた本数分の苗をAce Ciderが自社敷地内に植樹するそうです。質の良いサイダーを造るには、原材料となるリンゴの確保も大切だという事ですね!

 

今日は、アメリカンクラフトサイダーの草分け的な存在『エースサイダー』から届いた、創業30周年を記念して造られた限定品『エース ブラックジャック21/30周年記念酒750ml 9%』をご紹介させていただきました。この機会に、ワンラック上のプレミアム・クラフトサイダーの味わいをご堪能下さい。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

『ワインの常温って何度ですか?』

liquor-shop-kinase.co.jp/2017/08/08/201708-article_8-html/

 

『ワインの保存で気を付ける3つのポイント』

liquor-shop-kinase.co.jp/2022/07/29/202207-article_29-html/

 

お酒のワンダーランドを目指しています!』

liquor-shop-kinase.co.jp/2015/08/08/201508-article_8-html/

 

『新しいお酒のファンの芽が出始めました!』

liquor-shop-kinase.co.jp/2017/01/09/201701-article_9-html/

 

『お酒の学校を始めます』

liquor-shop-kinase.co.jp/2015/05/25/201505-article_3-html/

blog search

月別