- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今日は茨城県を代表する蔵元の一つ、つくば市の浦里酒造店さんが数量限定で造った、蔵元初となる超辛口タイプのお酒『霧筑波・超辛口純米吟醸・本生』をご紹介したいと思います!
浦里酒造店さんは2023年出荷分より蔵元杜氏の新体制での製造品に完全に切り替わりました。新体制では、地元茨城県産米の使用割合の増加や火入れ回数の変更など、酒質のリニューアルに取り組んでいます。
『霧筑波』ブランドは、小川酵母の特長を活かし、穏やかな香り、低酸のまろやかさ、辛口のキレで『引き算の美学』を体現し食事を引き立てる端麗な味わいを目指しています。
本日ご紹介する『霧筑波・超辛口純米吟醸・本生』は、蔵元がこだわる『小川酵母』と『五百万石(精米歩合55%)』を使い、超低温でじっくりと醸した『日本酒度+12』の超辛口タイプです。小川酵母はアルコール耐性が低く、このような超辛口タイプのお酒を造るのはとても難しいのだそうですが、今回は新たな挑戦という事で、あえてチャレンジしたそうです。
グラスから立ち上る香りは、小川酵母の特長であるバナナやメロンを思わせる上品で綺麗な果実の香りが感じられます。一口含むと清涼感のある旨味が広がり、スッキリとした飲み口が楽しめます。そして、『超辛口』の名の通り、抜群のキレが後口の余韻を残すことなく綺麗に仕上げてくれます。
蔵元曰く、穏やかな吟醸香、糖分が極めて少ない超辛口、低酸、低アミノ酸で『引き算の美学』を体現した純米吟醸です。超淡麗&超辛口の味わいから、食事とともに味わう事で本領を発揮することでしょう。
今日は、茨城県の浦里酒造店から限定発売された『超辛口純米吟醸・本生』をご紹介させていただきました。この機会に、蔵元初挑戦の味わいをお楽しみください。
そう言えば、今年は各蔵元から『辛口』を意識したお酒が多く発売されているように思います。ついこの間までは『甘酸系』と呼ばれる、甘くて酸味のあるお酒が巷をにぎわせていましたが、これからはいよいよ辛口の時代へ突入していくのかもしれませんね・・・。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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