- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
最近は季節柄から日本酒のご紹介が多くなっていましたが、今日はこの時期だけ発売される限定焼酎の中から、鹿児島県の相良酒造さんが造る数量限定芋焼酎『復刻版兵六』と八千代伝酒造さんが造る春季限定芋焼酎『黄色い椿』をご紹介したいと思います。
まず初めにご紹介するのは、戦後間もないころから相良酒造さんの代表銘柄であった『兵六』を復活させた『復刻版兵六』で、今年で発売9年目を迎えます。発売当初は、当時のラベルは無く、古いアルバムから見つけた写真に写っていた昭和30年代の会社の配達車の看板からラベルを読み取り作成していましたが、何と!蔵の中を片付けていたところ、古い書物の中から出てきたアルバムの中に、当時のラベルが出てきたそうです。良かったですね!
『復刻版兵六』には、造り手のこだわりが随所に感じられます。昨年秋に収穫した黄金千貫と白麹で仕込んだ新焼酎を、最低限の濾過を行ってから熟成させ、味わいがまとまった3月に出荷されます。通常は、機械による濾過を行いますが、この『復刻版兵六』は、タンクに入った原酒の表面に浮いてくる油(フーゼル油)を『すくい布』と言う道具を使い手作業で丹念に取り除いています。
芋本来のコクと旨味がたっぷりと詰まったこの酒は、温度の変化や紫外線の影響を受けやすい、とてもデリケートなお酒です。その代わり芋焼酎の醍醐味でもある芋の旨味や風味をダイレクトに味わう事の出来る逸品となっています。
また、お酒を包んでいる包装紙には、昭和51年12月発行の南日本新聞の紙面を印刷したものを使っています。紙面には相良酒造さんの紹介記事が掲載されており、その当時の蔵元の様子を垣間見ることができますので、お酒とともに是非、ご一読ください。
続いてご紹介するのは、常に新しいことに挑戦している鹿児島の八千代伝酒造さんから毎年春に発売される限定芋焼酎『黄色い椿』についてお話ししたいと思います。八千代伝酒造さんは、豊かな自然に囲まれた新蔵では、仕込みすべての工程を昔ながらのかめ壷で行う総かめ壷仕込みを行っており、蔵の方針でもある『思いはひとつ、うまい焼酎をつくること』を胸に刻み、『総かめ壷仕込み』の焼酎造りに日々まい進されています。
そんな革新的な酒造りを目指す蔵元渾身の春季限定芋焼酎が本日ご紹介する『黄色い椿』です!日本酒の仕込みに使われる『黄麹』と甘みの強い『安納芋』で仕込んだこの酒は、柑橘系の果実を想わせる爽やかな香りが楽しめる、まさに春の到来を告げる季節限定品です。
いずれの商品とも、入荷数量に限りがあるため、品切れの際はご容赦願います。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
また、ゆうパックでの発送も承っておりますので、お電話、メール等、お気軽にお問合せ下さい。
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