店主の独り言

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2023.03.26
『長野県の信濃錦さんから、91%精米のお酒が勢揃いしました』

『長野県の信濃錦さんから、91%精米のお酒が勢揃いしました』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

今日は、SDGsを意識した酒造りを目指す、長野県伊那市の信濃錦さんから届いた精米歩合91%の超低精白米のお酒をご紹介したいと思います。長年にわたり、地元、伊那谷の契約農家さんと手を携え、無農薬栽培や減農薬栽培に取り組んできた蔵元だからこそ生み出すことが出来たこれらのシリーズは、原料米が持つ素材の良さを最大限に生かした蔵元の自信作です。

 

日本酒も、米を磨いた綺麗で香り高い酒というような『モノ』のみの評価だけではなく、原料米の栽培やその処理過程を含めて環境に配慮し、地域の食文化の要としてのパートナーシップを大切にした『蔵の歩み』という、別の座標軸からの価値に重きを置いているそうです。

 

当初は、フランス料理のフルコースに合わせて様々なワインが提供されるように、日本酒でもフルコースを楽しむことはできないか・・?との発想から『斬九郎シリーズ』を展開していましたが、その後、原材料でもあるお米が持つ自然の力強さを引き出した酒造りへと変わり、『信濃錦 純米酒 超玄(ちょうげん)91』を代表する『精米歩合91%』の超低精白米シリーズが誕生しました。

 

まず初めにご紹介するのは、復活栽培された地元産の酒米『金紋錦(精米歩合91%)』と明利10号酵母で醸した『斬九郎・金紋九ノ一』です。『斬れ潔し』という斬九郎のテーマに立ち返り、『米本来の旨味と斬れとの調和』を表現しています。冷やから燗まで、様々な表情を見せてくれる新たな『金紋九ノ一』をお楽しみください。

 

続いてご紹介する『信濃錦 純米酒 和三本91』は、伊那谷の契約農家と手を携えて健やかに育んだお米『美山錦(精米歩合91%)』を大切に用い、甘、酸、辛、苦、渋の五味が調和した味わい深い食中酒です。蔵元曰く、冷やではスッキリとした味わいですが、ぬる燗にするとジューシーな味わいが楽しめるそうです。

 

 

和三本のラベルにある三つの輪(和)は、宇宙の混沌の中から生まれた太陽と地球と月であり、あるいは天と地と人であり、米と水と技といった『三つの事象の調和』をイメージしています。この酒に込められた蔵元の想いを感じ取って頂けたら幸いです。

 

他にも、ジューシーな酸味と上品な甘みがバランスよく楽しめる『信濃錦・第六天・純米生原酒』も入荷しています。伊那市西箕輪産の低農薬栽培『美山錦(精米歩合91)』で醸したこの酒にも蔵元の酒米に対する想いが込められています。日ごろは、地元でしか味わう事の出来ない限定品のため、是非、この機会にお試しください。

 

今日は、長野県伊那市の宮島酒店さんが造る信濃錦の超低精白米シリーズをご紹介させていただきました。長野県を代表する様々な酒米(金紋錦、山恵錦、美山錦)を使った超低精白米シリーズは、原材料が持つ本来の旨味を表現しています。この機会に是非、飲み比べをお楽しみください。

 

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

 

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