- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
ゴールデンウイークが近くなるこの時期は夏を思わせる陽気になることから、クラフトビールをお買い求めになる方が多くなります。そこで今日は、京都黄桜さんの春季限定ビールと岩手のベアレン醸造所さんから発売されたコラボ限定ビールをご紹介したいと思います。
まず初めにご紹介するのは、清酒大手メーカーでありながら1995年に京都で初めて地ビールを造り始めた黄桜さんの春季限定品『黄桜 フレッシュチェリー』です。清酒メーカーの醸造技術を活かした『喉越しではなく、舌で味わうビール』を目指しています。
ビール造りに重要な水は日本名水百選の第1号に選ばれた『伏見の御香水』と同じ水脈から湧き出る京都の名水『伏水』を使い、ゆるやかなろ過をした後に瓶詰めしています。これにより酵母が残った適度なにごりがあり、旨味を楽しめる、喉越しではなく、舌で味わうビールが生まれます。
本日ご紹介する春季限定の『黄桜 フレッシュチェリー』は、ベルギーで人気のチェリービールを、黄桜がオリジナル発泡酒として造りました。ルビーのような色合いとピンク色のクリーミーな泡からは、さくらんぼの甘酸っぱい味と香りが楽しめます。この機会に黄桜のクラフトビールをお楽しみください。
続いてご紹介するのは、ポートランドの山 Mt. Hood と日本の富士山Mt. Fuji をシンボルに掲げて、両国をつなぐビールを造り交流しようと始まったイベント『Hood to Fuji』への参加にあたって、岩手県のベアレン醸造所さんがアメリカポートランドのSteeplejack brewingとコラボして醸造した数量限定のビール『Lost in Transit Herbal Lager(ロスト イン トランジット ハーバル ラガー)』です。
ベアレン醸造所が120年前の銅釜で仕込むフラッグシップ『ベアレン クラシック』をベースに、オレゴン州ポートランド産のハーブ(イラクサ、セージ)を使用したハーバルラガーです。ドイツ産ホップの柑橘系の香り、オレゴン産ハーブ由来のミントや草原のようなアロマに、ベースビールの麦芽の甘みがバランスの良い仕上がりです。
商品名にもなっている『ロスト イン トランジット(Lost in Transit)』とは、『途中で原料が迷子になった』と言う意味です。この『Hood to Fuji』コラボレーションでは、オレゴン産原料を使用して日本のブルワリーが仕込む、というのがルールとなっており、ポートランドから発送したハーブが輸送途中で行方不明になってしまいました。何とかギリギリで日本に届きビールが完成しましたが、その『途中で原料が迷子になった』様子をそのまま商品名にしたそうです(笑)是非、奇跡のビールをご賞味ください。
今日は、日本酒大手の黄桜さんから届いた春季限定ビールと日本とアメリカのコラボビールをご紹介させていただきました。休日の昼下がりにお楽しみください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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