- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今年のゴールデンウイークは常連のお客様を始め観光や帰省した方など初めてご来店いただく方の姿が多く見られました。私どものような個人店には入りにくいと思いますが、グーグルマップやSNSを通してお越しいただけるのはとても嬉しい限りです。
中でも、地元茨城県の日本酒をお買い求める方が多く、各商品についている『商品説明札』をじっくりとご覧になっています。当店にご来店いただいた方ならば一度は目にしたことのある『日本酒の商品説明札』ですが、そこにはそのお酒に関する様々な情報を記載しています。商品の価格や生産地はもちろんの事、原料米や精米歩合、日本酒度に酸度など、お酒の酒質についても分かる範囲でご紹介しています。
そこで今日は、『日本酒の商品説明札』についてご説明したと思います。
日本酒のラベルには実に様々な言葉が記載されています。私たち酒屋にとっては当たり前の表現も、初めて見る方やお酒に詳しくない方にとっては、一体何のことなのか、分かり難いこともあるかと思います。特に、日本酒を始めとしたお酒業界は、専門用語が多く、説明の難しいものが多いですからね~!
当時、この『商品説明札』を作るにあたって、一番苦心した点はお酒の味わいをどのように分かりやすく表現するかでした。そこで、お酒の味わいを『香り強弱と味の濃淡』で四つに分類した座標で表し、さらに私たちが実際に飲んだ時の感想なども書き加えたりしました。
また同じお酒でも毎年微妙に酒度等の数値が変わるので、その都度、確認して訂正しています。
しかし、この四つの分類では、説明しきれないものがあることに気が付きました。それは、『甘み』です。日本酒を飲んだ時に感じる『甘みの有・無』は、アルコール度数、香り、日本酒度、酸度、アミノ酸度、造り手の目指す味・・・・色々な要因が重なり合うことで決まり、一概に日本酒度がプラスだから辛口とは言い切れません。また飲む人の好みや合わせる料理、等によっても、左右される、とても微妙なものです。特に最近は、後口に甘みが残るお酒が多くなっているので・・・。
しかし、『甘いお酒が欲しい』『辛口のお酒が欲しい』というお客様のご希望に分かりやすくお応えするため、難しいことは置いといて、今までの『商品説明札』には無かった、甘口タイプ、辛口タイプを赤と青のシールで表してみました。
今回のタイプ分けは、日本酒度と酸度を参考にしながら、私たちの判断で決めたもので、絶対的なものではありません。ですので、選ぶ時の一つの目安程度に考えて頂ければと思っています。
また、『商品説明札の見かた』についての説明を日本酒冷蔵庫脇に貼りだしていますので、ご来店の際はご参考にしてください。
今日は、店内の日本酒に付いている『商品説明札』についてご紹介させていただきました。お酒をお買い求めた方の中には、この商品説明札を写真に撮られる方が多く、お酒を飲むときの参考にしているそうですよ~。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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